「あ〜思い出せない!」のフランス式表現

2017.08.13
思い出せない

突然ですが皆さん、こんな経験はありませんか?

あ―――、あれ、あれ、あれ、何て言うんだったっけ?えっとほら、なんとか。えっと、えっと・・・あーもう「喉元まで出かかっているのに!!!」

 

日本は「喉」フランスは「舌」

舌の上に何かある?

こういうもどかしさ、皆さん何度となく経験おありのはず。さてこの表現、フランス語では次のように言うのです!

J’ai quelque chose sur le bout de la langue !
舌の先っぽに何かを持っている 

と、直訳はこうですが言いたい事はお分かりですよね?「言いたい事が口から出て来ない!」言葉がつっかえている場所が喉元ではなくて「舌先」なのがフランス式?

どうしても思い出せない時は・・

ちなみに「quelque chose」を別の名詞に置き換えれば

Ah….. j’ai son nom sur le bout de la langue….

「あ〜〜〜彼の名前って何だったっけ…」となります。どうしても思い出せない場合は、こう聞いてみましょう。

Il s’appelle comment, déjà ?

この déjà ですが「既に」という意味がありますね?(既視感・デジャビュ・déjà vuの デジャ!)
こいつがまた便利なヤツでして、déjàを文の最後に入れることで「もう知っているんだけど、なぜか思い出せないんだよね。」「既に一回聞いているんだよね。」「それは覚えているんだけど・・」なんてニュアンスがぐぐっと入ります!

「彼のお名前は何ですか?」という質問がdéjàを最後にくっつけるだけで、「彼のお名前は何でしたっけ?」に早変わりです!

 

あとがき

なんども訪ねて失礼かしら?なんて思う時など、この表現は便利ですよね。ぜひ表現の引き出しに入れておきましょう。

執筆 Yasko

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