慣用句 ” C’est pas sorcier ” どういう意味?

2017.08.20
TVロゴ

今回の一言フランス語は、使いやすい慣用句、その中でもフランス人に最も親しまれているフレーズです。というのもあるTV番組のタイトルになっているからです。上はその番組のロゴです。

 

C’est pas sorcier

司会のJamy

C’est pas は Ce n’est pas の “ne”が省略されたもので、フランス人は日常会話においてほとんどこちらを使います。発音は、「セパ ソるスィエ」。

” sorcier “ という単語を見て、まず最初に浮かぶ日本語訳は、名詞の「魔法使い (un sorcier, une sorcière)」だと思います。でも上のフレーズに使われてる ” sorcier ” には冠詞が無いので、はてこれは何かの間違いかしら?どういうことでしょう・・・

実は、形容詞で「難しい」という意味があるんですね!なので

” C’est pas sorcier “ = ” C’est facile “

となるわけです。もちろん ” C’est facile ” と最初から言ってしまっていいのですが、こういう一歩踏み込んだ表現をさりげな〜く口にすることで、フランス人をあっと驚かせてやりましょう。

 

あとがき

ちなみにフランスでとても有名なこの ” C’est pas sorcier “ という番組、科学や宇宙の謎をカラフルな模型やイラストを用いて説明してくれる、タイトルの意味にぴったりの内容で、子供から大人まで楽しめます。司会は丸い眼鏡がトレードマークのJamy(ジャミー)。テーマに沿った精巧でわかりやすい模型に脱帽です。

執筆 Miwa

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