フランス年金改革反対スト続く、週末まで交通の乱れ、11日に大規模デモ再び 

2023.03.10

フランス年金改革反対スト、交通の乱れ、11日に大規模デモ

2023年3月10日(金)、7日に始まった6回目の年金改革反対ストは、本日も一部続いており、フランス国内の鉄道、フライト、パリ地下鉄などの交通および、精油所、ガス、電気などに影響が出ています。パリでは区役所付のごみ収集職員もストを行っています。11日(土)には全国で再び大規模デモが予定されています。

 

仏鉄道大幅な乱れ、TGVは2本に1本がキャンセル 12日まで

フランスの高速鉄道TGV Inoui(イヌイ)とそのローコスト版OUIGO(ウィゴー)は、本日平均して50%しか運行されていません。

具体的にはパリ発リール(Lille)行きなど北部路線(axe Nord)が5本に2本、ストラスブール(Strasbourg)方面など東部路線(axe Est)が2本に1本、ボルドー(Bordeaux)、トゥール(Tours)、およびレンヌ(Rennes)、ブレスト(Brest)、カンペール(Quimper)などブルターニュ(Bretagne)地方への路線(axe Atlantique)、リヨン(Lyon)、マルセイユ(Marseille)、ニース(Nice)行きなどの南東路線(axe Sud Est)は2本に1本しか運行されません。

OUIGOは約50%がキャンセルとなり、地方間の路線は10本に1本のみ運行されます。

TER(地域圏急行輸送)も平均して5本に2本しか運行していません。

ユーロスター3本に2本のみ運行、タリスも大幅間引き

ストは国際路線にも影響しており、パリとロンドンを結ぶユーロスター(Eurostar)は3本に2本、パリ発ベルギー方面行きのタリス(Thalys)は5本に2本、イタリア行きは3本に1本、ドイツ、スイス方面行きTGVLyriaは5本に2本のみ運行しています。

インターシティー(IC : Intercity)は、4本に1本しか運行していません。

 

フライト、仏国内線、欧州線を中心に30%キャンセル

パリのド・ゴール空港(Charles-de-Gaulle)発着便の20%、オルリー空港(Orly)発着は30 % が本日フライトキャンセルになっています。

そのほか、国内の主要空港ボーヴェ(Beauvais)、ボルドー(Bordeaux)、 リール(Lille)、リヨン(Lyon)、ナント(Nantes)マルセイユ(Marseille )モンペリエ(Montpellier)、ニース(Nice)、トゥールーズ(Toulouse)、ボルドー(Bordeaux)でフライトキャンセルや大幅な遅延が起きています。

オルリー空港発着便、12日までキャンセル続く

フランス民間航空局(direction générale de l’Aviation civile (DGAC))は、各航空会社に明日11日(土)のオルリー、マルセイユ、トゥールーズ、ボルドー空港発着便、12日(日)のオルリー空港、マルセイユ、トゥールーズ発着便の20%をフライトキャンセルするよう要請しています。

 

パリ地下鉄など、市内交通はほぼ正常に

パリ地下鉄(RATP)は、本日から今週末にかけてほぼ通常通りに運行すると発表しています。パリ郊外線RERは、ド・ゴール空港とパリ北駅を結ぶB線が2本に1本の運行になっています。

地下鉄9番線、14番線は12日(日)、工事のため全線が16時まで運休しています。パリ郊外線RERもメンテナンス工事のために運行が乱れています。

トラム、バスは通常通り運行しています。

 

パリ市内、ごみ収集作業員もスト

パリ市20区のうち、ごみ収集が民間に外注されていない9つの区:パリ2区、4区、6区、7区、9区、14区、16区、17区、20区では、ごみ収集職員のストで今週頭からゴミが収集されていません。

そのため対象区では、歩道にゴミが山積みとなり、悪臭が発生するなど市民生活に影響が出ています。

精油所、電気、ガスなど

精油所ではストが続行してますが、7日に9箇所だった閉鎖施設は5箇所に減っています。

電気ガスなどにおけるストの影響は、一般家庭に関してはほぼないと発表されています。

執筆:マダム・カトウ

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