２日（月）、フランス・ラグビー連盟（Fédération française de rugby／FFR）が、今月20日に開幕するラグビーワールドカップ2019日本大会（Coupe du monde de rugby 2019）の代表メンバー31名を発表しました。準優勝を３度経験しているフランス代表「レ・ブルー（Les Bleus）」は、2015年に行われた前回大会では準々決勝で敗退していますが、今回は悲願の優勝を目指します。
ラグビーワールドカップ2019日本大会
今回のラグビーワールドカップ2019日本大会は、９月20日（金）に開幕し、11月２日（土）に決勝戦が行われ、およそ１月半の間、日本各地で熱戦が繰り広げられます。
開幕初日の20日は、開催国の日本とロシアの予選が東京スタジアムで行われます。試合の全日程は、ラグビーワールドカップ2019日本大会公式ホームページで確認できます。
出場チーム
出場チームは、🇮🇪アイルランド（2）、🇺🇸アメリカ（14）、🇦🇷アルゼンチン（11）、🇮🇹イタリア（13）、🏴イングランド（3）、🏴ウェールズ（4）、🇺🇾ウルグアイ（19）、🇦🇺オーストラリア（6）、🇨🇦カナダ（21）、🇼🇸サモア（16）、🇬🇪ジョージア（12）、🏴スコットランド（7）、🇹🇴トンガ、🇳🇦ナミビア（23）、🇯🇵日本（10）、🇳🇿ニュージーランド（1）、🇫🇯フィジー（9）、🇫🇷フランス（8）、🇿🇦南アフリカ（5）、🇷🇺ロシア（20）、の20チーム（50音順、カッコ内は世界ランキング）です。
予選プール、本大会
大会は、予選プールと決勝トーナメントで構成されます。
予選プールは、出場チームをA、B、C、Dの４つの「プール」と呼ばれるグループに５チームごとに振り分け、プール内の各チームと１試合ずつ対戦します。試合の結果に応じて勝利が４点、引き分けが２点、敗戦が０点のポイントが与えられます。更に、４トライ以上で１点、７点差以内での敗戦で１点のボーナスポイントが与えられます。各プールそれぞれ、獲得したポイントの上位２チームが決勝トーナメントに進出します。
決勝トーナメントは、各プールから進出した８チームによるノックアウト方式で実施されます。
フランス代表チーム レ・ブルー
世界ランキング８位のフランス代表チーム「レ・ブルー」はこれまでに、1987年の第一回大会、1999年の第４回大会、2011年の第７回大会の、合計３度準優勝を経験し、更に1995年の第３回大会以降は常に４位以上に入る強豪国です。しかし、2015年に行われた前回大会（第８回大会）では、順々決勝で世界ランキング１位のニュージーランドに62対13で敗れ、準決勝進出を果たすことができませんでした。
悲願の優勝へ
２日、フランス・ラグビー連盟はラグビーワールドカップ2019日本大会の代表メンバー31名を発表しました。３大会連続出場となるフッカーのギエム・ギラド（Guilhem Guirado）が引き続き主将を務めます。（動画はメンバー発表時の様子。開始は7：15辺りから）
選手たちは５日（木）にエマニュエル・マクロン（Emmanuel Macron）大統領と昼食をとり、その後７日（土）に悲願の優勝へ向け、日本に出発します。
レ・ブルーの初戦は21日（土）、世界ランキング11位のアルゼンチンと東京スタジアムで対戦します。
プロップ：Cyril Baille、Demba Bamba、Jefferson Poirot、Emerick Setiano、Rabah Slimani
フッカー：Camille Chat、Guilhem Guirado、Peato Mauvaka
ロック：Paul Gabrillagues、Sébastien Vahaamahina、Bernard Le Roux
フランカー：Grégory Aldritt、Yacouba Camara、Arthur Iturria、Wenceslas Lauret、Charles Ollivon、Louis Picamoles
スクラムハーフ：Antoine Dupont、Maxime Machenaud、Baptiste Serin
スタンドオフ：Camille Lopez、Romain Ntamack
センター：Gaël Fickou、Wesley Fofana、Sofiane Guitoune、Virimi Vakatawa
ウィング：Yoann Huget、Damian Penaud、Alivereti Raka
フルバック：Maxime Médard 、Thomas Ramos
執筆：Daisuke
