Daisukeのフランスこんな小話(7)「Tu me manques」がステキなその理由

2017.03.27

Diauskeのフランスこんな小話シリーズ第7弾。今回のお題は「Tu me manques」。僕がこの表現に並々ならぬ魅力とセクシーさを感じている理由をお話しします。

 

ロマンチックな表現

この言葉、直訳すると「君が私を足りなくさせる」…あれ?なんだかうまく直訳ができません。というのも日本語にはない表現なので、直訳するとよく分からない文章になってしまうのです。

英語にすると「I miss you」、つまり「寂しい」。正確には「君がいなくて寂しい」。どうしてこの「寂しい」に魅力を感じるのでしょうか。僕が寂しがりやだからでしょうか。

それは、日本語の「寂しい」は「私」が主語なのに対して、フランス語の文章は「君」が主語。「君が私を寂しくさせる」という文章になっているからです。

この寂しい気持ちは君がいないからだ
君のせいで僕(私)は寂しいんだ

なにかこう、とてもロマンチックな雰囲気が漂いませんか? 映画のような、シャンソンのような…。

会いたい気持ちが伝わる言葉

「あなたがいないことが、これほどまでに辛いのだ」ということがよくわかる一言ですよね。「君がいなくて寂しい」とストレートに言うよりも、「君が僕を寂しくさせるんだ」と言うほうが、会いたい気持ちが強くなる気がするのです。

Je veux te revoir(君にまた会いたい)」、「J’ai hâte de te revoir(君にまた会うのを心待ちにしてる)」という表現よりも、一言「Tu me manques」と言われた時の方が、なぜかずっと会いたいという気持ちが伝わってくるのです。

どんなときに使う?

ちなみに「Tu me manques」はいま目の前にいない人に対して使います。これからお別れをする人の前では「Tu vas me manquer(これから寂しくなるよ)」や「Tu me manques déjà(もう既に寂しい)」という表現を使います。

頻繁に使われる表現です

前回の「僕がSi tu veux が嫌いなワケ」では、「相手に責任を押しつける言葉なんて大嫌いだ!」と怒り狂っていました。ですが今回の「Tu me manques」は、このいい意味での責任の押しつけられ方が、なんとも言えない気持ちを引き出してくれるのです。こういう責任の押しつけられ方なら大歓迎です。

フランス人はこの表現を非常に頻繁に使います。僕がフランスから日本に帰国してからも、友人から「Tu me manques」とメッセージが届きます。今までの僕の人生で、これほどまでに人から「君がいなくて寂しい」と言われたことはあるでしょうか…。

 

ぜひ使ってみてくださいね

心にぽっかりと空いた穴。あの人がいなくなってポツンと空いた席。あの人の輝くような笑顔。ああ、僕の心には君が足りないんだ…そんな時にはこの一言。

Tu me manques

皆さんもぜひ使ってみてくださいね。

執筆 Daisuke

Daisuke Profil

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