2017年の大統領選挙に立候補を表明している、社会党のマニュエル・ヴァルス(Manuel Valls)フランス前首相は3日(火)、パリの科学会館で大統領選挙に向けての計画を発表しました。その中で、欧州連合(EU)の様々な改革案を提示し、トルコの欧州連合加盟には反対の立場であることを述べました。
50ページに及ぶ計画書は、ヴァルス氏が掲げている新しいスローガン「強い共和国、正しいフランス(Une République forte, une France juste)」や、欧州連合の27カ国の改革についても言及しています。ヴァルス氏は「トルコは大国で友好国であるが、欧州連合に加盟する予定はない」と述べ、トルコの欧州連合加盟への扉を今後も開く予定はない意向をあきらかにしました。
執筆:Daisuke