フランス、今週末にいきなり寒波到来、山間部では降雪も

2018.10.26

フランス寒波
10月26日(金)、秋晴れで例年より暖かい日が続いた10月でしたが、本日から週末にかけ寒波が訪れ、地方によって降雪の可能性もあると予想されています。

 

今日から寒波到来、週末にはフランス全土に

猛暑だった夏は終わったものの、9月の気温は例年より平均1.7度高く、ほとんど雨の降らないお天気が続いていました。10月に入っても前半は気温が20度を超える暖かい日が続いていましたが、本日から気温が下がりはじめ、いきなり寒波到来となりました。

これは北極海から冬型の低気圧が南下してきたためで、本日からフランスの北半分では冬のどんよりした曇り空が広がり、所により雨がぱらつきます。この低気圧は明日以降さらに南下し、明後日の日曜日から月曜にかけて、フランス全土を覆うと予想されています。

 

週明けの月曜日、パリの最高気温予想は8度

本日のパリを含むイル=ド=フランス県(Île-de-France)の最高気温は14度、最低は9度ですが、月曜日には最高気温が8度まで下がるようです。

最低気温も月曜日には例年より3度~7度低い1度~4度の間となり、この秋一番の寒さとなるでしょう。これは11月から12月の気温に匹敵するとフランス気象庁(Météo-France)は解説しています。

ピレネー山脈や中央高地では雪も

北海からの水分を多く含む寒気の影響で、ピレネー山脈(Les Pyrénées)や中央高地(Massif Central)では、今週末から来週頭にかけて雪が舞う恐れもあります。

また、アルザス地方(Alsace)などの北東フランスからニース(Nice)などの南東フランスでは、おおむね雨の予想です。

 

来週は荒れ模様も、気温は徐々に例年並みに

しかし来週の火曜日以降は、徐々に気温が上がりはじめ、最高気温はフランス北半分でも例年並みの15度前後に戻るようです。でも、低気圧の影響は残り、来週はどんよりとした雨の多い一週間になる模様です。

執筆:マダム・カトウ

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