パリ19区で男が通行人を襲撃 7人負傷し内4人が重体

2018.09.10
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9日(日)、午後10時45分頃、パリの19区にあるウルク運河(canal de l’Ourcq)沿いの映画館MK2 quai de Loire前で、ナイフと鉄の棒を持った男が通行人を次々と襲撃し、7人が負傷しました。そのうち4名が重体となっています。犯人の男はその場で逮捕されました。(写真はウルク運河。運河の左奥が現場となった映画館MK2 quai de Loire)

 

事件概要

9日、午後10時45分頃、ナイフと鉄の棒を持ったアフガニスタン人とみられる男(一部報道ではパキスタン人とも)が 、パリ北東部、19区のウルク運河沿いの映画館MK2 quai de Loireの近くで、通行人の男性2名と女性1名を刃渡り40㎝のナイフで刺しました。

現場は映画館やカフェ、レストランなどが立ち並ぶ、若者たちに人気のスポットで、運河沿いではフランス発祥のペタンク(金属の球を使うゲーム)を楽しむ人が多く、事件当時、近くでペタンクをしていた若者たちがペタンクのボールを犯人へ投げて襲撃を止めさせようとしました。

ボールが命中した犯人はその場から逃走し、現場すぐ近くのアンリ・ノゲール 通り(rue Henri Noguères)でイギリス人観光客2名を襲撃したとのことです。

犯人は警察の反撃隊(La BAC / la Brigade anti-criminalité)によって逮捕され、警察は殺人未遂容疑で捜査を開始しました。この事件で、7名が負傷し、4名が重体となっています。

 

テロの可能性は

当局は、「現時点では、テロの可能性を示す要素はない」として、テロの可能性を否定しています。また、イギリス外務省は、「我々はフランス当局と緊密に連絡をとっていて、この事件を緊急で捜査している」と述べました。

犯人の男は30歳くらいで、アフガニスタンの身分証明書を所持していたということです。これまでに犯罪を起こした記録もなく、警察でも要注意人物リストには入っていません。

 

在フランス日本大使館も注意を呼びかけ

在フランス日本大使館も、在留邦人に対し、犯人は逮捕されているが現場付近には近づかないようメールを配信し、注意を呼び掛けています。

今回の事件はテロの可能性は低いとされていますが、便乗したテロ行為などが起こる危険性も考えられることから、フランスに滞在中、渡仏予定のある方は、最新のニュースを常に入手し、身の安全の確保を心掛けてください。

外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」はこちら
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

執筆:Daisuke

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