パリ・オルリー空港で130便がフライトキャンセル 管制塔トラブルで

2025.05.19

2025年5月19日(月)、パリ・オルリー空港(aéroport de Paris-Orly)にて昨日18日(日)、管制塔のレーダーに故障が発生し、その影響で多くのフライトがキャンセルされ、空港内は大混乱となりました。現在は徐々に回復しつつありますが、本日も一部のフライトでキャンセルが続いています。

 

オルリー発着全フライトの40%がキャンセルに

昨日午後、オルリー空港の管制塔レーダーのシステムにトラブルが発生し、安全確保のため民間航空管理局(Direction générale de l’aviation civile : DGAC)より各航空会社に対し、同空港を発着するフライトの40%をキャンセルするよう指示しました。その結果、最終便までに予定されていた全フライト330便中、130便がキャンセルされました。

搭乗口で突然のフライトキャンセル、乗客大混乱

搭乗のわずか10分前にフライトがキャンセルされるケースもあり、突然のトラブル発生により、多くの乗客が情報を得られないまま混乱していました。

エールフランス航空は一部の乗客をシャルル・ド・ゴール空港(aéroport Charles de Gaulle)発便に切り替えるなどの対策を講じました。しかしながら、日曜の午後とあって、週末の旅行から帰れなくなった人なども多く、代替便や宿泊の提供などの情報も十分ではなく、空港内は行き場を失った乗客で大混雑となりました。

専門家によると、システム故障の場合に手動での管制は可能ですが、通常の発着便数をさばくことは到底できないとのことです。

19日もフライトキャンセルや遅延続く

状況は徐々に回復していますが、本日、19日(月)も約15%のフライトがキャンセルになり、多くの便が遅延するなどで混乱が続いています。

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執筆:マダム・カトウ

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