マクロン大統領、2019年までに1万人の難民を受け入れることを表明

2017.10.11

10日(火)、ジェラール・コロン(Gerald Collomb)内務大臣は、移民の定住プログラムの一環として、今後2019年10月までに、ニジェール(Niger)とチャド(Tchad)の3千人を含む、合計1万人の難民を新たに受け入れることを発表しました。

エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は、8月28日に欧州のいくつかの国を対象に開かれた会議で、亡命する権利を有しているニジェールとチャドからの難民を一刻もはやく割り出し安全を保証する、と述べており、今後数週間で両国の難民の割り出しを開始する予定です。

今回のこのプロジェクトによって、両国の難民を受け入れると共に、亡命の対称とならない経済移民の流入を防ぐことができる、とマクロン大統領は述べています。

大統領は7月に、年末までに道路や森の中で生活する難民の数を大幅に減らしたいという内容の演説をしていて、今後の難民政策に注目が寄せられています。

執筆:Daisuke

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