フランス語を学習しているけど、日常生活ではなかなか使う機会がない、使いたい!
今回は、ちょっとした工夫でフランス語に触れる機会をぐっと増やす方法をご紹介します。
スマートフォンの言語設定をフランス語にする
今や日常生活で切っても切れない存在となった、スマートフォン。移動時間や空き時間についチェックしてしまう、という人も多いと思います。
そんなスマートフォンの言語設定をフランス語にしてしまえば、一日中何度もフランス語に触れることができます。
【Androidの設定手順】
設定 ⇒ 言語と入力 ⇒ 言語 ⇒ 言語を追加 ⇒ Français ⇒ このあと、使用する言語をFrançaisに設定します。
【iPhoneの設定手順】
設定 ⇒ 一般 ⇒ 言語と地域 ⇒ iPhoneの使用言語 ⇒ フランス語 ⇒ フランス語に変更 ⇒ このあと、使用する言語をFrançais フランス語に設定します。
フランス語はフランス、カナダ、(スイス、ベルギーはAndroidのみ)とありますので、自分が一番使い易い国のフランス語を選択します。カナダに設定るすると、キーボートはQWERTY、フランスに設定するとAZERTYの配列に変わります。
左がAndroid、右がiPhoneのフランス語版の設定画面
表示がすべてフランス語に変わるため、スマートフォンを利用するたびにフランス語を目にすることができます。 ただし、ゲームなどのアプリケーションもフランス語表示に変わってしまうこともあるため、設定の際は気を付けてください。
QWERTY配列、AZERTY配列って何?
パソコンやスマートフォンのキーボードにはQWERTY配列と AZERTY配列というのがあります。キーボードのアルファベット表記の左上から6つのキーの順番をとって、このように呼ばれます。
QWERTY配列
クワ―ティ、クウェルティ配列とよばれ、多くの国で利用されているキーボードの配列です。日本のパソコンもこのQWERTY配列が使われています。同じフランス語圏でもカナダはこちらのQWERTY配列を使います。
AZERTY配列
アゼルティ配列とよばれ、主にフランスで利用されています。フランス語が打ちやすい様に、配列が入れ替わっています。
積極的に使ってみよう
スマートフォンをフランス語に設定したら、積極的にいろいろな機能を使ってみましょう。「フランス語ではこんな言い方をするんだ!」という発見があると、きっと楽しみながら学習できるはず。
再起動、電源を切る、ダウンロードなど日常的にはよく使うかもしれないけれど、あまりフランス語の教科書には出てこなさそうな表現がたくさんでてきますよ。
執筆 Daisuke