パリ近郊北部の街、ノワジー・ル・セック(Noisy-le-Sec)とセヴラン(Sevran)で、28日(月)、数十分の間に立て続けに2件の偽警官による金銭強奪事件が発生しました。
最初の事件はノワジー・ル・セックで午後5時頃に発生しました。水宅配業者を装った二人組が「パイプのチェックの為」と被害者宅にはいり、その数分後、今度は警官を装った二人組が「偽の業者が来ている」と捜査目的で家にあがり、水宅配業者を装った二人を連れて帰ります。その後、被害者は現金280ユーロ(約36,000円)と宝石が紛失していることに気づきます。
二件目の事件も同じ手口でしたが、被害額は80,000ユーロ(約1,050万円)にのぼり、現在警察が犯人を追っています。
観光客を狙った偽の警官によるクレジットカード搾取詐欺なども以前から相次いでいるため、一層の警戒が必要です。
執筆:Daisuke