皆さま、新年あけましておめでとうございます。そう申すにはかなり遅いかもしれませんが、そこで、このフランスの表現を使いたくなります。
Mieux vaut tard que jamais.
聞いたことはありますか? 意味は、(何かに関して)いつまでもしないよりも、遅くした方がまだましである。
こちらの表現はフランス人は他人への慰めや励ましとしてよく使います。例えば、友達が「あのう、この本はずっと前に借りたものだから、今更と思って恥ずかしくて返せないんだけど・・・どうすればいいと思うか」と、相談にきたときに、 Tu sais, mieux vaut tard que jamais. と、鼓舞します。
意味:あのね、恥ずかしくても返さないよりはいいんじゃないか。
遊びを通じて言葉を覚える子どもたち
さて、二週間ほどフランスに帰ることができて、お兄さんの子供たち(2才と3才半)と遊びました。じゅうたんの上に玩具がたくさん散らばっている部屋でした。どの玩具が人気だったかといえば、無数の小さなプラスチックの動物でした。
年下の子の遊び相手をして、 Ça, c’est quoi ? といくつかを指差して聞くと、なんと!大体言えるではありませんか。
そこで、ちょっと意地悪にわざと珍しい動物を選んでみました。立派なセイウチでした。フランス語で Morse と言いますね。
その子はニコッと笑った顔で、そして自信満々で Otarie !(オットセイ・アシカ) と叫びました。
惜しい!
私の場合、癖ですが、そういったときにまず他の言語で言えるかどうかを考えます。「僕だったら、日本語で言えるかな」と思いました。でも、この「セイウチ」は辞書を引いて調べる必要がありました。
私も日本語で動物の名前を覚える為に、プラスチックの玩具と遊ぼうかとつい考えはじめました。
漢字をゲームソフトで覚える
また、ちょっと昔、漢字検定のビデオゲームで勉強(遊び)をしたことがあります。お寿司の字から魚の名前を当てるミニゲームは特に好きでした。
楽しいですよ
皆さん、フランス語でもこうしてテーマ毎にあそぶ心で、言葉を覚える習慣がありますか。動物と植物は特別楽しいですよ。
執筆 Matthieu
※上記の日本語はMatthieu先生が書いたものに一部修正を加えたものです。
日本語が堪能なMatthieu先生は、レッスンでも日本語可能です。ぜひ一度お試しください。(スタッフ)