1月22日(日)、左派・社会党の大統領選挙候補者をえらぶ予備選挙(la primaire)の第一回投票がおこなわれ、即日開票されました。開票の結果、大麻の合法化に賛成の意見を表しているブノワ・アモン(Benoît Hamon)氏が、得票率36.34%を獲得し、マニュエル・ヴァルス(Manuel Valls)前首相(得票率31.12%)をおさえ、トップに躍り出ました。注目されていたアルノー・モントゥブール(Arnaud Montebourg)氏やヴァンサン・ペイヨン(Vincent Peillon)元教育大臣を大きく引き離す結果となりました。詳しい得票率は以下の通りです。
・ブノワ・アモン 36.34%
・マニュエル・ヴァルス 31.12%
・アルノー・モントゥブール 17.53%
・ヴァンサン・ペイヨン 6.85%
・フランソワ・ドゥ・リュジー(François de Rugy) 3.88%
・シルヴィア・ピネル(Sylvia Pinel) 1.97%
・ジャン-リュック・ベナミアス(Jean-Luc Bennhamias) 1.01%
(2017年1月23日 日本時間午前8時20分時点)
この結果を受け、ブノワ・アモンとマニュエル・ヴァルス両氏による決選投票が1月29日に行われ、最終候補者が確定します。
執筆:Daisuke