BFMTV最新の世論調査は、2016年を代表する政治家はエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)前経済相、そしてフランソワ・フィヨン(François Fillon)前首相であると発表しました。両氏は来年の大統領選挙に立候補していますが、自身の政党”En Marche!”を立ち上げ、単独での出馬を行うマクロン氏がフィヨン氏を4ポイントリードしていることから、フィヨン陣営はマクロン氏をライバルとして警戒し始めているとのことです。
マクロン氏がこれほどの躍進を遂げている理由として、もはや伝統的な右派・左派による政治が有権者の要望に応えることができないという感情が挙げられます。そのため、とりわけ中道派を指示する有権者がマクロン氏の公約に関心を寄せているとのことで、右派予備選挙の勝利以来沈黙を保っていたフィヨン氏は年明けすぐに選挙活動やメディアへの露出に力を入れる見通しです。
執筆:Miwa