フランス時間11月9日、アメリカ大統領選挙で共和党のトランプ氏が当選するという結果を受け、フランス政界にも衝撃が走っています。かつて首相を務め、次期フランス大統領選挙では右派共和党のアラン・ジュペ(Alain Juppé)氏を支持しているジャン・ピエール・ラファラン(Jean-Pierre Raffarin)氏は、極右国民戦線のマリーヌ・ル・ペン(Marine Le Pen)氏が当選する可能性が出てきたと述べています。
ラファラン氏はまた、「英国のBrexit以来、理性的な政治戦線というものはもはや存在せず、過激なポピュリスムが重要な選挙で勝利するおそれがある」と、2017年への懸念を表明しています。
執筆:Miwa