日本にいながらフランス語のリスニング力を高めるには?

2016.11.24

 フランス語を聞く
日本に居ながらにしてフランス語を習得するのは、フランスで生活している人よりずっと大変ですよね。レッスン以外耳に入って来るのはすべて”日本語のみ”。そのような状況では、フランス語脳を維持するのは至難の業です。

 

ラジオでの勉強が有効

ラジオを聞く

じゃあ、レッスンを毎日何時間も受ければよい!と言っても、現実はそうはいかないですよね。
フランスにいるとなぜ習得が早いのか!?毎日フランス語を話す機会が豊富にあり、耳に入るのもフランス語のみ。フランス在住の方は初心者でも、聞き取り力が高い方はすごく多いんです。
とはいえ現地で間違えたフランス語を話していると言いたいことは通じても、誰も細かいミスを訂正してくれないので、レッスンの継続は大事です。

一方、日本在住の方は参考書で自習される方が多いので、文法の知識が豊富にあり、練習問題はスラスラ解けますが、聞き取りを苦手とされている方が多い傾向にあります。
「聴く・話す」ことができる唯一の機会がSkypeレッスンなので、「フランス人が話す普通の速度のフランス語を聴く時間と量」が現地在住の人に比べて遥かに少ないのは言うまでもありません。

じゃあ…日本に居ながらフランス語のリスニング力を高めるには、いったいどうすれば?私なりに色々な方法を試しています。

フランスにいるような気分で

例えば、私はいつもフランス語脳を維持するために、ひたすらフランスのラジオを流して聴いています。
時間があるときは朝から晩まで!なるべくヘッドフォンを使って聴くのをお勧めします。
長時間聴くと耳が熱くなりますがヘッドフォンのほうが、よりアナウンサーの声に一字一句集中できます。
(ヘッドフォンは耳全体をすっぽり覆うものをお勧めします。長時間聴いても耳が痛くなりにくいです。SKYPE用でも大丈夫です!)
ヘッドフォンが無いと、集中力が途切れがちになってしまうので、アナウンサーの微妙な発音がうまく聞き取れないんですよね。

ラジオから聞こえて来る流暢なフランス語を、フランス語脳で受け止めます。
どうしてそんな事件が起きてしまったのか、全体を要約しようと試みます。天気予報の場合は、頭の中で天気図をイメージしています。
以下がお勧めのラジオ2局です★

France Inter  32 Kbps, 128 Kbps
France Info  64 Kbps

何度も聞くうちに、アナウンサーが繰り返す相槌や癖が聞き取れ、それぞれの意味を講師に尋ねてみると、なるほど!それは使える!というわけで、会話ですぐに実行できます。

特にラジオの内容が討論だったりすると、両者の話し方の特徴や繰り返す言葉のパターンが違ったりするので、とても面白いです。
同じフランス人でもこんなに使う単語や表現が違うのね!って。どんな状況でも「聞き流すだけにしない」のが大事だと思います。

忘年会の時期、夜遅く疲れて帰って来ても、家に着いてまず最初にするのはラジオをオンにすること。日頃から早口のフランス語を辛抱強く聴いて慣れておくと、いざ機関銃のように話すフランス人を目の前にしたとしても、「単語の一つ一つがすべて解るわけではないけれど、相手が伝えたい話の全体像は何となくだけどわかる」という現象が発生すると思いますよ。

フランスのラジオリスニング、皆さんもぜひお試しください。お家に居ながら、フランス社会で生活する気分が味わえます。そして頭の中にフランスの美しい街並みや風景が広がります…凱旋門に、エッフェル塔に、パン屋さんに、カフェに…

フランス語は文法規則が細かく難しいので、習得に近道は無いですが、昨日より今日、今日より明日…毎日少しずつでも勉強を続けましょう。日に日にフランス語がレベルアップしていくのをご自身で実感でき、フランス語学習を「楽しい!」と思えたら最高ですよね!

 

あとがき

以上はスタッフMが個人的に実行していることですので、詳細な勉強法は是非弊社のプロの講師に聞いてくださいね^^;

ちょっとしたヒントとして受け止めて頂ければ幸いです。

執筆 Miki

 

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