外国語を学ぶことは自分の世界を広げるきっかけにもなります。では、日本にいながらフランス語を習得するためにはどんなコツがあるのでしょうか?入門編・初級編・中級編のレベル別に自己学習で大切なポイントをご紹介します。
興味があればまずフランス語に触れてみよう
フランス語を学んでいる理由として「何となく興味があった。」という小さな好奇心でスタートされる方も多いのですが、そのほやほやの好奇心は大切だと思います。そして、語学学習にはあれこれ理由を考えずに行動に移す勢いも必要です。なぜなら「フランス語なんて仕事に使う機会はないけれど。」と、躊躇する気持ちが出るとそこで終わってしまうからです。
フランス語を学びたいと思ったとき、本屋さんで気に入ったフランス語の本を手に入れてみるのもオススメです。また「フランス語を勉強する!」と宣言をして周りから応援してもらうのもいいでしょう。
【入門編】ヒヤリング中心の勉強がオススメ
まずスタート時は、フランス語の音とリズムに慣れることから始めるといいでしょう。通勤移動や隙間時間を利用してフランス語会話を聞いたり、動画試聴などでも十分だと思います。ただし、この段階で文法を始めると一気にハードルが上がってしまい、続けるのが苦しくなることがあります。最初は、フランス語学習に一歩を踏み出したわくわくした気持ちを楽しんでください。
【初級編】動詞の活用を憶えてレベルアップ
フランス語の動詞の活用は文章の要です。まずは、使用頻度の高い現在形の動詞をピックアップして暗記してしまいましょう。現在形がクリアできたら次は過去形、そして未来形という順で学んでいくと何とか会話の基礎が築けます。
単語や活用など憶えることが多くて大変かもしれませんが、ヒヤリングで聞いたものと暗記したものが一致して理解できた時はとても嬉しいものです。
【中級編】実際にフランス語を話してみよう
中級レベルは、自己学習でのモチベーションの継続が難しくなってくる頃です。簡単な会話が理解でき、フランス語の概要も少しわかって本当は上達しているのですが、スタート時に比べると学習の成果が実感しにくい時期なのかもしれません。
この時期はそれまで築いた基礎を見直す意味も含めて、アウトプットの学習をしていきましょう。積極的にフランス人と話す機会を作ったり、オンラインの会話レッスンもオススメです。机上だけの勉強を少し休み、実際に話すことに慣れていきましょう。
まとめ
同じ勉強法をずっとやっていると飽きが出てくるものです。継続は力なりを実践するには、各レベルに合った学習法を取り入れて効率良くフランス語を習得していきましょう。
執筆YUKO