3月22日(水)、ベルギーでは各地で、昨年2016年の同日に発生したブリュッセル同時多発テロの犠牲者への追悼式典が行われています。
自爆テロの現場となったブリュッセル国際空港では、フィリップ(Philippe)王とマティルドゥ(Mathilde)王妃、負傷者や犠牲者の家族、救急隊員らが出席し、テロが起こった午前7時58分に一分間の黙祷が行われました。
同じく、自爆テロの現場となった地下鉄マールべーク(Maelbeck)駅周辺では、テロが起こった同時刻(最初のテロから約1時間後)に1分間、地下鉄やトラムが一斉に警笛をならし、犠牲者を追悼しました。
一連のテロでは、32名が死亡(自爆テロ実行犯3名を除く)し、320名以上が負傷しました。ベルギー史上もっとも最悪なテロ事件といわれています。
執筆:Daisuke