もうすぐ新学期 国を挙げての一大イベント

2019.08.28
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新学期(新学年)を来週の月曜日(9月2日)に控え、夏のヴァカンスの最終週の今週は、子供を抱える家庭では新学期の準備に追われ、新聞やテレビなども新学期の特集を組むなど、現在フランスでは新学期ムード一色です。

 

フランスでは9月が新学年のスタート

フランスを始めとする欧米各国、および中東諸国、中国や台湾など世界の多くの国では9月に新学年が始まります。北欧諸国の多くは、他のヨーロッパの国々に比べ半月ほど早い、8月中旬から下旬が新学年の始まりです。

一方、4月が新学年の国は、日本やパナマなど少数です。また、南半球に位置するオーストラリアなどのオセアニア諸国の多くは、夏である1月が新学年の始まりとなっています。

新学年開始月
1月 🇦🇺オーストラリア、🇸🇬シンガポール、🇳🇿ニュージーランド、🇫🇯フィジー 他
2月 🇧🇷ブラジル 他
3月 🇦🇷アルゼンチン、🇰🇷韓国 他
4月 🇯🇵日本、🇵🇦パナマ 他
5月 🇹🇭タイ 他
6月 🇵🇭フィリピン 他
8月中旬~下旬 🇸🇪スウェーデン、🇩🇰デンマーク、🇳🇴ノルウェー、🇫🇮フィンランド 他
9月 🇺🇸アメリカ、🇬🇧イギリス、🇮🇹イタリア、🇮🇷イラン、🇪🇬エジプト、🇨🇦カナダ、🇪🇸スペイン、🇹🇼台湾、🇨🇳中国、🇹🇳チュニジア、🇹🇷トルコ、🇫🇷フランス、🇧🇬ブルガリア、🇻🇳ベトナム、🇧🇪ベルギー、🇲🇳モンゴル、🇷🇺ロシア 他
10月 🇰🇭カンボジア、🇸🇳セネガル、🇳🇬ナイジェリア 他

 

夏のヴァカンス明けのrentréeは一大イベント

フランスでは、新学期のことをrentrée(ラントレ)と言い、多くは夏のヴァカンス明けの新学年の開始のことを言います。

ヴァカンスの最終週は、テレビやラジオなどで頻繁にこの「rentrée」が取り上げられ、どのように新学年の準備を行えばいいか、といった特集が組まれるなど、毎年フランス人にとって一大イベントとなっています。

新学期が始まる前のスーパーや文具店などでは、親が子供たちの文房具など必要なものを買い揃えるために奔走している光景があちこちで見られます。

教育省が子供の睡眠時間確保を推奨

教育省(le ministère de l’Éducation)は、「子供の睡眠は公衆衛生の上で非常に重要であり、子供の健康、効率的な学習、感情の制御に関与している」と、ヴァカンス期間中に乱れた睡眠時間を再度調整するよう呼びかけています。

同省によると、3~5歳の子供は1日10〜13時間、6〜13歳は9〜11時間、そして14〜17歳は8〜10時間の睡眠が必要であり、寝る前にTVを見させない、ゲームをさせないなどの工夫をし、子供に良質な睡眠をとらせることを推奨しています。

規則正しい生活の呼びかけ

栄養学の専門家は、常に決まった時間に食事をとり、規則正しい生活リズムを体に覚えさせることを呼び掛け、昼食の3~4時間後にスナックなどの軽食(おやつ)などをとり、一日4食食べることを推奨しています。

この様に、この時期各メディアは、競うように新学期(新学年)の準備に対する家族の心得を特集するなど、フランスは新学期ムード一色です。2ヶ月にわたる長い夏のヴァカンスの間ひっそりと静まり返っていた各地の学校に、子供たちの賑やかな声が戻るのもあと少しです。

執筆:Daisuke

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