パリ祭に現れた空飛ぶ男、ドーバー海峡横断2度目の挑戦で今度は成功

2019.08.05
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4日(日)、7月14日に行われたパリ祭(Le 14 Juillet/Fête nationale française)で空から颯爽と現れ注目を集め一躍有名になった、フライボードエアー(Flyboard Air)の発明者フランキー・ザパタ(Franky Zapata)氏が、2度目のフライボードエアーでのドーバー海峡(仏:Le pas de Calais/英:Strait of Dover)横断に挑戦し、見事成功を収めました。

 

今最もフランスで注目を集めている男性

ザパタ氏は、7月14日のパリ祭の際、フランス軍が軍事技術の一つとして注目している、空中を自由に浮遊して移動することのできるフライボードで登場し一躍話題となりました。

その11日後の7月25日(木)には、ドーバー海峡横断に挑戦し、更に大きな注目を集めました。しかし、前回の挑戦では、海上での給油の際に失敗し海へ転落したため、挑戦は失敗に終わっていました。その際には「成功するまでやり続ける」と強く語っていました。

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20分ちょっとで海峡を横断

それからわずか10日後の、4日(日)午前中、ザパタ氏は2度目の挑戦を行いました。

午前8時16分、多くの観衆に見守られながらフランス側のパ=ド=カレー県(Pas-de-Calais)のサンガット(Sangatte)を飛び立ったザパタ氏は、23分後の午前8時39分、ドーバー海峡の対岸、イギリス側のセント・マーガレッツ湾に無事到着しました。

軍事応用には否定も肯定もせず

挑戦を終えたザパタ氏は、「毎日16時間協力してくれたチームのメンバーに感謝する」と述べました。前回失敗の原因となった給油に関しては、「ボートに着陸する時は怖かったが、うまくいった」と語りました。

また、この技術が軍事目的に使用されることへの質問を受けた際には、「決定を下すのは彼ら(軍事関係者)だ。フライボードが軍の特殊部隊に適していないことは知っているが、この手の技術は彼らにとって興味があることだ」と述べた一方、「私たちはジェットスキーの分野の人間であり、全員がエンジニアと言うわけではない。私は(フライボードを)レジャーの為に作成した。」とレジャー目的での開発をアピールし、軍事応用に関しては明言を避けました。

 

最狭部で34キロのドーバー海峡

ドーバー海峡は、フランスとイギリスの間に広がるイギリス海峡(仏:La Manche/英:English Channel)の最も狭い部分で、北海とイギリス海峡の境界付近にあり、「北海と大西洋の境界」や「イギリス海峡の最狭部」と形容されます。

ドーバー海峡の最も狭い部分は、わずか34キロメートルで(参考:津軽海峡の最狭部で18.7キロメートル)、フランスのカレー市(Calais)とイギリスのフォークストーン市(Folkestone)の間には英仏海峡トンネルが通っていて、ユーロスター(Eurostar)が両国間を行き来しています。

人々が空を飛びながら移動するのも、そう遠くない未来なのかもしれません。

執筆:Daisuke

 

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