パリおよびパリ周辺の22の市町村では7日(水)、深刻化する大気汚染を受けて、火曜日に引き続き、ナンバープレートによる交通規制を行うことを発表しました。空気中の微粒子の数が警戒レベルを超えていて、一向に改善されるめどが立っていないことを受けての措置です。ナンバープレートが奇数の車と一部の規制除外適用車を除き、水曜日の日中は運転をすることができません。違反者には35€の罰金が科せられます。この間、パリ地域圏のすべての公共交通機関が無料化されます。
パリの大気汚染のピークはこれで3日連続となります。前回、このナンバープレートの奇数・偶数による交通規制が行われた際は、大幅に汚染物質の排出量が削減されたため、今回も期待が寄せられています。
執筆:Daisuke