前回の「フランスで結婚式・市民婚」から引き続き、今回はカトリック教会式編をお届けします。
Mariage religieux
教会式を行うか否かはカップルの意思に委ねられます。こちらも市民婚同様の証人が必要。ただ、教会式を行うには条件があります。
1. 新郎新婦両人もしくは片方が信者であること。
2. 片方が信者でない場合、生まれた子どもを信者にすると約束すること。
3. 結婚式の数週間、教会によっては数ヶ月前から教会へ通い神父の説教を聞くこと。
4. 初婚であること。
*厳密には証人も信者である必要があります。
やはり教会式はビジュアル的にも美しいですから、ほとんどのカップルの憧れです。しかし上記のような条件があるので、教会式をしたくても出来ないカップルも多々います。知人には新郎が初婚の時に教会式を済ませ、2度目の結婚の時に新婦は初婚だったのですが新婦が涙を飲んだ例もありました。
そう考えると日本人カップルがフランスで教会式は、かなり高いハードルになりますが、パリのアメリカンチャーチでは条件無しで式を挙げることができるようです。日本の有名人も何組かここで式を挙げていましたね。
あとがき
教会にこだわらなければロワール近辺で、シャトーウェディングも素敵ですねよ。
執筆 Ayako