みなさんはグレゴリオ聖歌という名前を聞いたことがあるでしょうか。中世ヨーロッパで発達した宗教音楽で、普通楽器の伴奏はつきません。今でも、教会や修道院などで歌われていますが、チャペルや教会の構造に素晴らしくマッチしていて、まるで天上の音楽のように聞こえます。
グレゴリオ聖歌で癒される
最近では、グレゴリオ聖歌にリラックス効果を期待できるという話もあり、日本でもCDの販売がされているようです。
ところで、その名もThe Gregorian Voicesという男性ミュージシャン8人組が、今フランスをツアーで回っています。8人ともブルガリアの人です。レパートリーは、グレゴリオ聖歌のほかロシア正教の宗教曲、ルネッサンス期、バロック期の歌。クラシックやポップスも含まれます。
場所は、パリ周辺とノルマンディ、パリ以北の教会や大聖堂。フランス語で froc(フロック)と呼ばれる、伝統的修道服を身に包み、聖壇の前で歌う姿は、音楽と相まって、中世にトリップさせてくれること請け合いです。
詳細や予約はこちらから。いずれも14-20ユーロ。主な場所を下に挙げておきましょう。
*3/17:Rambouillet(ランブイエ)のSt.Lublin(聖リュブラン)教会
*3/18:St.Omer(サントメール)のノートルダム大聖堂
*3/19:Enghien-les-Bains(アンギャン・レ・バン)のSt.Joseph(聖ジョセフ)教会
*3/20:Senlis(サンリス)の大聖堂
*3/21:Montereau-Fault-Yonne(モントロー・フォー・ヨンヌ)のノートルダム教会
*3/23:Tourcoing(トゥルコアン)のSt.Christophe(聖クリストフ)教会
*3/24:Cambrai(カンブレ)のノートルダム大聖堂
*3/25:Crépy- en-Valois(クレピ・アン・ヴァロワ)のSt.Denis(聖ドニ)教会
*3/26:Noyon(ノワイヨン)のノートルダム大聖堂
*3/28:Longwy(ロンウィ)のSt.Dagobert(聖ダゴベール)教会
あとがき
みなさんも、この機会にグレゴリオ体験してみてはいかがでしょうか。
執筆:ゆき