なぜ?モナコの郵便ポストにフランス語で注意書きがされている理由

2018.11.10

ポスト2前回の記事では、フランスのボーヌの街で見かけた郵便ポストの「不思議な注意書き」をご紹介しました。続いて、今回はモナコ (Monaco)で見た不思議な注意書きのあるポストをご紹介します。いったいどんなポストなのでしょうか?

 

モナコのポストにある不思議な注意書きとは?

ポスト1モナコ (Monaco) 公国の公用語はフランス語です。フランス語に続き、英語、イタリア語、モナコ語も話されますが、基本的にモナコではフランス語ができないと住みにくいと言われています。住民の84%が外国籍(フランス国籍47%、イタリア国籍16%、その他21%)で、モナコ国籍者は16%です。ですから多数派のフランス語が強いというわけです。

モナコのポストはフランス語での注意書きが!

フランスのポストは黄色ですが、モナコは日本と同じ赤でした。そしてモナコのポストにはやっぱり多数派のフランス語で注意書きが書かれています。

AFFRANCHIR AVEC DES TIMBRES DE MONACO
モナコの切手を貼ってください

モナコ国内の郵便なのになぜこんな注意書きがあるのでしょうか?きっとフランスやイタリアの切手を貼る人多いからでしょうね。モナコのポストは脚が長く、下に行くにつれて細くなっています。スタイル抜群の女性のようなエレガントな佇まいですね。

 

最後に

国別に郵便ポストの比較をするのもなかなかおもしろそうですよ。フランス国内でも地方ごとに特色があるかもしれませんので、行く先々でチェックしてみたいと思います。皆さんもフランスを含め、外国へ行かれた際におもしろい郵便をポストを見かけたら、ぜひ写真に撮って見せてくださいね。

執筆 Miki

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