モナコ公国は面積こそとても小さいですが、観光産業が盛んで数日間滞在しても十分に楽しめるアクティヴィティや施設がたくさんあります。そこで今回は、モナコ旧市街にあるモナコ海洋博物館(Musée océanographique de Monaco)についてご紹介します。
モナコ海洋博物館の特徴
モナコ海洋博物館は、1910年に海洋学者でもあったモナコ大公・アルベール1世によって11年の歳月をかけて設立されました。海をイメージできる美しい装飾に彩られた館内には、アルベール1世が集めた海のコレクションも展示されています。
博物館に併設された水族館の水質は、化学ろ過による浄化ではなく、自然の環境を再現したいということから「バランスドアクアリウム」というシステムを開発しました。このシステムは1993年に新江ノ島水族館でも採用されています。歴代の館長にはジャック=イヴ・クストーなど著名な海洋学者の名が並んでいます。
モナコ海洋博物館・水族館の見どころや楽しみ方!
博物館に入るとすぐ、豪華なオブジェがお出迎え! ここで出会うものはきっと尋常でないものばかりだろうと期待に胸が踊ります。館内の赤と白のコントラストが素敵です。
地下にある水族館へと向かいます。 le corail (珊瑚)の展示で有名なのでしょうか?
水中に漂うクラゲたちを見ているだけで癒されます。8月で夏のバカンス中ということもあり、大勢の観光客で賑わっていました
マグロのような大きい魚が悠々と泳いでいます!
水槽の横には解説つきのパネルや画面があり、興味がある人たちは皆立ち止まって見入っています。
こちらの岩のようなものが珊瑚でしょうか?びっしり生えていてかなりの規模です!水族館の展示は内容が濃くてたっぷり楽しめます。夏でも水族館内は涼しくて心地良い空間ですよ。
子ども向けの遊び場も完備!
屋上のレストラン横には子ども向けの遊び場がありました。床にはマットが敷き詰めてあり、事故対策もばっちりです!子供が遊んでいるあいだにレストランでゆっくり食事を楽しみたい親御さんにおすすめです。
出口近くにあったこの展示は、美しくて本当に素晴らしかったです。神秘的で芸術的な光景に皆、息を呑んで見入っていました。
モナコ会海洋博物館&水族館の詳しい情報はこちらです。
まとめ
モナコといえばカジノや高級ホテルというイメージですが、海洋博物館や水族館もあって充実した展示内容が楽しめますよ。
特に暑い夏、涼しさと癒しを得たい方にはモナコ海洋博物館と水族館はおすすめです!
執筆 Miki