パリジェンヌとストールの関係!着こなしが魅力的になる理由とは?

2016.11.11

ストール

はじめに

みなさんは「パリジェンヌ」という言葉をきいて、何を想像するでしょうか。
多くの方は、ファッションをイメージすることが多いでしょう。ダークカラーの服を身にまとい、颯爽と歩く姿はパリの街中だけでなく、映像などでも目にすることができますね。彼女たちのおしゃれは非常にシンプルに映りますが、そこにはきちんとしたこだわりもあるのです。
ここでは、パリジェンヌが好むアイテムとおしゃれについてご紹介していきたいと思います。

 

365日欠かせないパリジェンヌのおしゃれ小物

グリーンとピンクのストール雑誌などでパリジェンヌの着こなしを見たとき、最初に目につくのが首に巻いた「ストール」ではないでしょうか。コーデ全体を印象づけるストールは、彼女たちの定番小物といえます。

特に昼と夜の寒暖差が激しいパリでは、365日欠かせない存在です。
肌寒い朝晩は首元に2、3重巻いて防寒対策、暖かい日中は軽く肩にかけたり、無造作に1重巻きにしたりして楽しみます。ここで既に3通りの巻き方があることがわかるでしょう。つまり、巻き方を工夫すれば1日の中でも着こなしに変化が生まれるのです。

さらに、見逃せないのがスタイルアップ効果です。ストールは首元にボリュームを出して巻けば小顔に、肩にかけると縦の線が強調されスリムに見えます。実際、その技を取り入れている日本人は少ないでしょう。しかし、パリジェンヌは無意識にそれを実践し、効果を発揮しているのです。ストールは着こなしをおしゃれに見せるだけでなく、スタイルも良く見せる優秀小物なのです。

 

着こなしには「スパイス」を!上品さも忘れないのがパリ流

パリジェンヌの着こなしは黒中心で、小物で色・柄を取り入れることが定着しています。
彼女たちは洋服を身に着けたとき、スパイスを加えるのがおしゃれだと考えているからでしょう。たとえ黒づくめであったとしても、紫や青のストールを合わせれば華やかな印象になりますし、レオパードやエスニック柄を選べば、旬な装いを演出できます。

パリのおしゃれに対する基本テーマは日本と異なります。日本ではファッショナブルであることを重視する傾向にありますが、パリではどこかにエレガントな上品さを求めています。これがパリジェンヌの着こなしを魅力的に伝えているのです。もしもパリジェンヌを意識した服装をしたにも関わらず違和感を感じるのであれば、おしゃれに対する基本テーマの違いが原因かもしれません。

 

パリジェンヌをお手本に

私たちもパリジェンヌをお手本に、素敵にストールを使いこなせるようになりたいですね。
次回は、パリジェンヌが好むボーダーTシャツの配色、コーディネート法についてご紹介したいと思います。

執筆 KUMICO
photo:kumiko

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