数回に分けてお送りしている、Dominiqueさんの関西珍道中。フランス人観光客Dominiqueさんの初めての日本旅行に同行し、彼が興味を持ったもの、驚いたもの、困ったことなどをお伝えしていきます。
荘厳な雰囲気に言葉を失う
バスを降りていよいよ世界遺産「高野山」へ到着です。
高野山は和歌山県伊都郡高野町にある標高約1,000m前後の山々の総称で、1,200年前に弘法大師空海によって開創されました。2004年には熊野、吉野、大峯と共に「紀伊山地の霊場参詣道」として、ユネスコの世界遺産に登録されました。
奥の院では今でも弘法大師空海が世界の人々のために瞑想を続けていると言われていて、毎日食事が運ばれています。
その荘厳な雰囲気に言葉を失うDominiqueさん。
そんななか、いちばん興味を持ったのが…
まずDominiqueさんが向かったのは、空海が今でも瞑想を続けている奥の院。一の橋と呼ばれる橋から奥の院まで、約2kmの参道を歩くなか真っ先に興味を持ったのが…
高野山のゆるキャラ「こうやくん」。
「Daisuke ! C’est qui, ce petit bon homme !?」(ダイスケ、このゆるキャラは誰だい?!)
関西に来るまであちこち見て回ったDominiqueさんにとって奇妙で面白いものの一つが、どこにでも出没するこのゆるキャラたち。やはり日本独特の文化なのでしょうか…。
こうやくんと一緒にしっかり記念撮影です。
これから参道を歩いて奥の院へ向かいます。いったいどんなことに遭遇するのでしょうか?
執筆 Daisuke