はじめまして、Canaです。大学でフランス語を学んだ日々から早10年、現在は大阪で働くアラサー女子です。昨年からフランス語学習を再スタートし、Le figaro(フランスの新聞)で頭がパンクにしそうになった時は、Madame figaroの美容特集を読んで癒される日々を送っています。
このコラムではフランスの美容やコスメをキーワードにフランス人女性の“美しさ(beaute)”にむかう姿勢について考えていきたいと思います。「フランスのことをもっと知りたい!」というお方にとっても、フランス留学をご検討中のお方にとって避けては通れないのがフランスの文化や価値観です。
特に”美しさ”は、文化によっても時代によっても多様に変化するモノの一つ。そんなフランスでの”美しさ”を考えることは、時には複雑なフランス文化を紐解くキッカケにもなるはずです。
全く興味がなかった美容になぜか大学入学と同時にどっぷりハマり、これまで国内外のブランドを問わず多くの美容製品を試してきました。一度ハマると何でも突きつめたくなる凝り性の私を最も魅了したのが、CHANEL、Dior、Guerlainなどの美容の国・フランスの化粧品ブランドです。
独特の香り、絶妙な色合い、バッグの中にあるだけで嬉しくなるデザインはきっと女性なら誰もが一度は憧れ、手に取ってみたことがあるのではないでしょうか。
今では何でもかんでも試す実験の日々も少なくなり、自分の肌質に合ったスキンケアやオフィス用のメイクアップを楽しむことが多くなりました。それでもやっぱり新色を見るだけで気分が上がるのがフランスコスメの魅力です。
私にとってフランスのコスメはただ「自分を美しくしてくれるモノ」というだけでなく、日仏の“美容”に対する意識の違いを通してフランスの文化やフランス人の思考を知る手段でもあるのです。
美容が大好きな私ならではの目線で”自分らしく、しなやかで美しい”そんなフランス人女性のキレイのモトをお届けします。
執筆 Cana