【日本とフランスの美容感の違い】スキンケアやメイク方法を比較!

2021.03.03

ポートレイト 女性ミニマムなクローゼット管理術、メイクやスキンケア法など、フランス人女性のライフスタイル特集は雑誌などでとても人気ですよね!見かければ必ずチェックしてしまう、私もそんな一人です。

例えば、フランス人女性のメイク特集でよく見かけるのが「ナチュラルメイク」。ファンデーションもアイメイクも薄いのに、リップだけは真っ赤にしたり。さらに無造作に髪の毛をかきあげれば、キュートなフレンチスタイルの完成です。

けれど、「雑誌の通りにメイクしてみたものの、なんだかしっくりこない・・・。」という経験はないでしょうか?今回は、ただスタイルを真似するだけでは近づけないフランス人女性のキレイのモトについて考えてみます。

 

フランス女性のスキンケアは日本人にも合う?

ナチュラルメイク以外でよく見かけるフランス流のスキンケアは・・・

  • 洗顔ではなく、ふき取り用化粧水を使用する
  • オーガニックのスキンケアを使う
  • シミを気にせず、たっぷり日光浴する

などなど。

セクシー且つリラックススタイルがぴったりなフランス人女性は、ナチュラルなスキンケアも似合いますよね。しかし、これらはフランスならではのスキンケア&美しさの価値観です。日本人に合うスキンケア&美しいと思われる価値感とは必ずしも一致しないのでご注意くださいね。

 

フランスと日本 スキンケア&メイクを比較!

ビキニ 女性例えば、フランスでふき取り用化粧水を使用する人が多いのはなぜでしょう?実はフランスの水は肌荒れの原因になると言われる、ミネラルが多く含まれる硬水のため、洗顔でメイクを落とすよりもふき取り用化粧水を使用する方が多いようです。

そして、セーヌ川でのんびり日光浴している人が多いのは、日焼けしたブロンズ肌がセクシーで健康的な証しだとフランスでは考えられているからです。そのように、フランスにはフランス特有の要因や価値観に合ったスキンケア・メイクスタイルが発達してきたのです。

対して日本は肌荒れを起こさない軟水に恵まれ、「七難を隠す」というように色白に価値を置き、フランスとは異なる文化や価値観がありますよね。

フランスとは異文化である日本人が、フランス人女性と同じスキンケアやメイクアップをしてもしっくりこなかったり、どこか浮いた印象になってしまうのは仕方がないことかもしれません。

 

真のフランス人女性のキレイのモトとは?

では、日本人にはフレンチスタイルは似合わないのでしょうか? そんなことはありません!!

それは、フランス人流のメイクを行うなど表面的な部分ではなく、フランス人女性のキレイのモトでもあるTPOに合った自分をより良く見せる考え方が大切なのです。

 

フランス人女性のキレイのモト~実践編~

アイシャドウ 女性様々な文化的背景の人々が混在するヨーロッパでは自分の考えを明確に持ち、意見をハッキリと言わなければいけません。そんな価値観からか、自分の目指すスタイルを熟知しているフランス人女性は多いです。

さらに、古い宮廷文化や社交の文化が現代に根付くフランスでは、多くの女性が予定に合わせてメイクや洋服を変えることを実践しています。それは日本人も同様ですよね。

ただ、100%相手に合わせようとする日本人よりも、フランス人女性は求められるふるまいと自分らしさのバランスの取り方が上手な人が多いようです。

日中はナチュラルなグロスだけでも、夜はスモーキーアイメイクでバッチリ決める。自分の良さを引き出しながらその場にふさわしいスタイルにすることが、毎日を活き活きと生活するフランス流の考え方なのではないでしょうか。

 

まとめ

1) その場に合うスタイルを目指す
TPOに合ったふるまいやスタイルは、エレガントな印象を周囲に与えます。

2) 決める時は決め、抜く時は抜く
どこかを抜いたスタイルからは、リラックス感とセクシーさが生まれます。

3) ”自分らしさ”を楽しむ!
周囲の期待と自分らしさを取り入れたこのようなメリハリのある考え方やスタイルは、自然と自信を与えてくれます。この自信が、どんな状況でもポジティブに楽しむフランス流の考え方のコツなのです。

執筆 Cana

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