今日は夏の美味しいフルーツ、メロンのお話しです。フランス語では「 ムロン」といいます。南フランス産のメロンの味や形、色なども気になりますが、美味しいメロン選びのコツも伝授いたしますね。
南フランス産のメロン 味や形は?
外皮は日本のプリンスメロンに近いですがそれほど滑らかではなく、マスクメロンのような明らかな網目はないですが、黄色地に緑色の薄い縞が入ります。(この縞に沿って切ると便利です^^ )
果肉は目を見張るようなオレンジ、硬めで、すっきりとした甘さ。前菜に生ハムを添えたり、ポルト酒と共に、そしてもちろんデザートにもおすすめです!
農業大国のフランスの野菜や果物の値段は非常に安く、メロンも例外ではありません。旬には3個で2ユーロなど叩き売り状態!!前述したように南フランスの気候がメロンの生産には非常に適しているので、大体おいしいです(笑)しかし、時には水っぽくて味わいのないメロンに当たることもあります。
それは生産時に日本のように摘果*1をしないので、質より量生産なのですね、それなら当たりはずれがあるのも当然。
*1:果実の数を制限することにより、1つずつの果実により多くの栄養がいき届くようにすること。そうすることにより、1つ1つの果実が大きく、よりおいしくなる。
おいしいメロン選びのコツ
当たりはずれが多いメロン選び。店頭ではメロンの選別に非常に真剣になるフランス人によく遭遇します。そこで美味しいメロンを選ぶコツを探していたらこんなオフィシャルページを見つけました!⇒http://www.melondecavaillon.com/
このサイトでは以下が美味しいメロンを選ぶコツだそうです。
- 縞が10本であること。9本や11本だと薄味の可能盛大。
- 滑らかな外皮と網状の外皮の2種類が存在、どちらも美味。
- 縞が青みを帯びた緑色であること。
- ヘタが取れそうであること。
- ずっしり重いものを選ぶこと。
- いい香りのするもの。
- カヴァイヨン印のメロンを選ぶこと。
うーん、1番は初耳でしたね。皆さんもぜひ検証してみてくださいね!それでもまずいメロンにあたった場合は。その劇的な安さをかんがみて納得していただきたいと思います。
執筆 Ayako