フランスへ旅行や出張に行った時、お土産探しに時間を取られてしまうのはもったいないですよね。今回は、値段が手頃・保存がきく・かさばらないの3つの条件をクリアしたコスパ抜群の食品のお土産を紹介します!
フランス土産はガストロノミーがおすすめ!
ガストロノミーという言葉は、食通や美味しい物という意味です。フランスを語るうえで外せないのがフランス料理ですが、食材のクオリティが高いので素朴な家庭料理でさえもとっても美味しいです。そしてワインやチーズは本当に最高ですが、お土産としては重さと保存などの問題が出てきてしまいます。そこで私がおすすめなのが食事の質をワンランクアップしてくれるものです。早速、ご紹介します!
1.お塩…シェフも愛用する上品質な味わい!
お料理好きな人が必ず喜んでくださるお土産が、上質なお塩です。予算は5€ほど。
ゲランドの塩 ( sel de guérand )、カマルグのお塩 ( sel de camargue ) はフランス料理のシェフ達も愛用しており、上品質な味わいを楽しめます。塩職人の伝統的手法で作られる塩は、フランスの土壌の豊かさが凝縮された一品といえます。
その中でもフルール ド セル ( fleur de sel ) という塩は、少量で料理の味をランクアップさせてくれます。このお塩でおにぎり作ると極上の味わいに!お塩は料理に欠かせないものですので、お土産としてきっと喜ばれると思います。
2.スパイス…料理好きな人におすすめ!
フランスでは、料理にちょっとしたアクセントとして欠かせないのがスパイス。なかでも、フランス人家庭で重宝されているプロバンス風ハーブミックスがおすすめです!これは、オレガノ、ローリエ、タイム、ローズマリーなどの乾燥ハーブが粉末状にミックスされたものです。こちらも予算は5€ほど。
肉料理だけでなく、魚料理にも使える優れもので、パスタやピザに一振りするとハーブのいい香りが食欲をそそり、南仏風の1品が仕上がります。あると助かるけれど、なかなか自分で買わないという方が多いので、お料理好きの方にプレゼントすると喜ばれるでしょう。
3.チョコレート…高品質でお手頃価格!
フランス人はチョコレートが大好きで、一年中食べていると言っても過言ではありません。そのせいかクオリティの高いチョコレートがお手頃な値段で手に入ります。予算は5€~20€ほど。
チョコレート専門店の宝石のような美しいボンボンショコラから、スーパーなどでも多数のチョコレートが販売されています。スイスのメーカー「リンツ」のチョコレートも、定番タイプは日本よりもかなり手ごろな値段で売られています。
チョコレート専門店では100gから計り売りをしていて、箱入りチョコレートはお店によって異なりますが125g~500gで5種類程の箱の大きさで選べます。どのチョコレートを詰めてほしいか指定できますので、アルコール抜きやブラック多めになど遠慮なく注文をつけられます。
いろいろなチョコレートを味わってみたいときは、「アソ―ティモン スィル ヴ プレ ( l’assortiment s’il vous plaît )」と伝えると、種類豊富に詰めてくれます。
ちなみに、オレンジ風味やプラリネ風味などは日本人には甘すぎる場合が多いので気を付けてください。また、暑い時期は、新聞紙に包んで持ち帰ると溶けにくいとチョコレート屋さんのマダムが教えてくれました。
【スーパーの板チョコはフェアトレードのものを!】
スーパーで板チョコを買う場合はフェアトレードのものがおすすめで、フランスでも気軽にスーパーで買えるようになってきています。フェアトレードとは発展途上国で生産されたものを適正価格で継続的に取引して、経済支援を行うシステムをさしています。
フェアトレードのチョコレートは品質も良く、甘すぎず日本人の口に合います。ミルクチョコとブラックチョコそれぞれにカカオ含有量が示されているものが多いので、食べ比べを楽しむのもいいですね。
まとめ
今回紹介した3つの商品は私がリピートし続けているものばかりで、フランスのスーパーなどで販売されているので手に入りやすいです。お土産を渡す際、使い方をメッセージに添えて差し上げれば、受け取る方にも喜ばれると思います。
執筆YUKO