首相一行、東京-パリ間の片道4680万円の豪華なフライトで批判噴出

2017.12.20

エドゥアール・フィリップ(Edouard Philippe)首相と代表団一行は12月5日(火)、東京―パリ間を片道350,000ユーロ(日本円でおよそ4680万円、1ユーロ:133円)の豪華なフライトをしたとして、フランスメディアが一斉に報じています。

首相は、ニューカレドニアを訪問した後、経由地の東京で給油を行っている際、『あまりにも不快なフライトを避けるため』数名の大臣を含む代表団とともに飛行機から降り、新たに別の大型航空機「A340」を手配し、その後パリ南部のオルリー空港(l’aéroport d’Orly)に向かいました。

首相が手配した機体は、100席がファーストクラスの特別な使用になっていて、合計およそ60名ほどが乗ったとされています。チャーター代は350,000ユーロ(およそ4,680万円)で、一人当たり6,000ユーロ(およそ78万円)の計算です。

首相官邸は今回の件に関して、「もとの機体はかなり古くビジネスクラスがない為、政府関係者を乗せることはできない。また時間通りにパリに戻る必要があった」と述べています。しかし、給油のための経由時間はわずか2時間だったことから、この主張はただの言い訳に過ぎないとの批判も出ています。

執筆:Daisuke

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