反資本主義新党のフィリップ・プトゥ(Philippe Poutou)次期大統領候補は11日(火)、フランスのテレビ番組のインタビューに対して、刑務所で拘束している受刑者数の大幅な削減を呼び掛けました。
10日(月)夜、パリ南部の郊外に位置するエソンヌ(Essonne)県にあるヨーロッパ最大のフレリー・メロジ(Fleury-Mérogis)刑務所の300人にのぼる看守たちが、180%に達した過剰な収容者数の改善を求めてストライキを起こしました。このことに対し、プトゥ氏は「刑務所で拘束されているほとんどは、デモ活動を行っただけのような人たちだ。これは完全に異常である。だから、(彼らを解放し)大部分の刑務所を空にするべきだ。」と述べました。
最新の世論調査によると、プトゥ氏は4月23日の第一回投票で2.5%の票を得ると予想されています。
執筆:Daisuke