フランスの子供に大人気!輪ゴムで作るおしゃれなアクセサリー

2014.12.01

クリスマス用商品が並べられる季節になりました。今日はクリスマスプレゼントにお悩みの方に、フランスの小中学生が夢中になっている手作りアクセサリーキットをご紹介しましょう。その名はブラスレ・レインボー・ルーム(レインボールームブレスレット)です!

 

ブラスレ・レインボー・ルームとは?

ブレスレットの材料は色とりどりの輪ゴムだけというシンプルなものです。気がつけば、男女を問わずほとんどの子供が輪ゴムのブレスレットを身につけていて、この夏以来、どこも品切れの様子でしたが、クリスマスを前にして再び店に登場するようになりました。

発案のヒントは子どもから

調べてみると、最初は、中国系アメリカ人の発案により、アメリカで売り出された品のようです。それがどうやってフランスに届いたのか?それは、2013年当時、マイアミに住んでいたフランス人一家の活躍によるものなのです。

このローランソン家には、当時中学1年生の娘が学校からブレスレットを持って帰ってきたのが始まりでした。当時はまだアメリカでもそれほど知られていなかったのですが、同年代の友達が来るたび、娘が友人らと部屋にこもって夢中でブレスレットを作っていたのです。

この様子を目にしたローランソン夫妻は、「これだ!」とブラスレ・レインボー・ルームの制作をひらめいたと言います。その後の行動は素早く、夏のうちにフランス・ベルギー・フランス語圏スイスでの独占販売権利を取り付けた夫妻は、8月にはフランスに戻ってブルターニュのカンペールに、会社を設立しました

 

予想以上の大ヒット商品に

それまで、おもちゃ業界とは無縁であったため、最初は小売業者にもなかなか相手にされず苦労したそうですが、火がつき始めてからは、想像以上の売れ行きだったようです。

最初の荷を輸入するのに2万ユーロ出資した夫妻が見込んでいた取引高は80万ユーロ。ところが、実際は、8~900万ユーロに上ったのですから。

輪ゴムという身近で丈夫なものが、組み合わせ次第でポップなアクセサリーになるというのは、確かに面白く、平面から立体ができていくその様子も子供でなくてもわくわくします。

最近では、フランソワ法王がブレスレットをつけた写真もメディアに流れていましたね!色の組み合わせを考えたり、身にまとう楽しみだけでなく作る楽しみがあるのが何よりの強みのように思います。指だけでも簡単に編むことができますが、キットがあるとより複雑なものが作れます。

 

作り方の図解本も販売!


YouTubeなどで作り方が投稿されたりしていますが、作り方を図解した本も新しく売り出されている様子。まだ試してみたことがない方、子どものプレゼントにどうでしょう?

もちろん、ご自分用にもいいかもしれませんよ。ちなみに、この輪ゴムブレスレットは日本でも大人気商品となり、ブレスレットだけでなく様々なマスコットが作成できるゴム編みキットも販売されています!

yuki
執筆:ゆき

 

 

 

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