2017年に実施されるフランス大統領選挙を前に、右派・中道派の第一候補を決める予備選挙の第一回投票が11月20日(日)に行われ、およそ400万人の有権者が投票に訪れました。即日開票が行われ、フランス時間午後10時(日本時間午前6時)時点での最新の開票結果によると、2/3の投票所で開票が済み、得票率は、フランソワ・フィヨン( François Fillon)前首相が43.7%、次いでアラン・ジュペ(Alain Juppé)氏が27.8%、二コラ・サルコジ(Nicolas Salcozy)前大統領が21.7%と、フィヨン氏が大きくリードする結果となりました。
また、ブルーノ・ルメール(Bruno Le Maire)氏、ナタリー・コシウスコ-モリゼ(Nathalie Kosciusko-Morizet)氏、ジャン-フレデリック・ポワッソン(Jean-Frédéric Poisson)氏そしてジャン-フランソワ・コぺ(Jean-François Copé)氏はそれぞれ2.8%~1.4%の票を獲得するとみられています。
第二回投票は、11月27日(日)に行われます。ルメール氏は現時点で既にフィヨン氏に投票することを表明しています。
執筆:Daisuke