古城巡りもいよいよ終盤。最後はこちらのお城をご紹介します!
アンボワーズ城(Château Royal d’Amboise)
先日ご紹介したクロ・リュセ城から歩いて10分ほどの場所にあるアンボワーズ城。15〜16世紀頃、フランスの王族の住居として使われていたこのお城は、レオナルド・ダ・ヴィンチのお墓がある場所としても知られています。
よく手入れされた広い庭園に、立派な装飾が施された建築物。いかにもお城!という感じのお城でした(笑)。
ここが王族の住居として使われていた建物。一時期は220もの部屋があったそうですが、フランス革命後に大部分が解体され、現存するのはほんの一部なんだとか。
よく見ると屋根の辺りには、かなり凝った装飾が施されているのがわかります。
城内では、王族の人々の肖像画や家具、楽器などを見ることができました。
「会議の間」と呼ばれるこの広間は、祝宴などの宮廷行事に使われたそうです。
庭園は、すべての植物がキレイに苅りそろえられている印象。
高台にあるので、可愛らしいアンボワーズの城下町を見渡せます。
レオナルド・ダ・ヴィンチの像が立てられている場所は、かつて、彼が最初に埋葬されていた教会があった位置なんだとか。
今は場所を移されて、実際に彼のお墓があるのはこちらのサン・テュベール礼拝堂(Chapelle St-Hubert)の中。
残念ながら写真を撮り忘れましたが、ロワール川をはさんだ対岸から見るアンボワーズ城の全景も素敵なんですよ♡
あとがき
というわけで、長々と続いた今回のロワール古城巡りもこれにて終了です!もちろん、ロワール地方にはまだまだほかにもたくさんのお城があって、ツアーバスの運転手さんの話では、仕事とプライベートをあわせてなんと50以上のお城を訪れたことがあるとか…。わたしも、また来年の夏あたりに今回行けなかったお城を見て回る予定です。お城によってはハイシーズン限定の演出もあるみたいなので、リポートお楽しみに♡
【Infos】
★アンボワーズ城(Château Royal d’Amboise)
アクセス:トゥール駅から電車で約20分+徒歩約30分、またはバスで約45分
入場料:10.2ユーロ(大人1名)※各種割引あり
開館時間:9:00~19:00(季節によって変動あり)
休館日:1/1、12/25
www.chateau-amboise.com/ja/
※トゥールの観光案内所から現地バスツアーあり(詳細は要確認)
www.tours-tourisme.fr/
※上記の情報は2013年11月時点のものです
執筆 マリー