今回はフランス南部の都市 ニームとアヴィニョンの中間あたり、巨大なローマ時代の水道橋ポン・デュ・ガール(Pont du Gard)をご紹介します。1985年ユネスコ世界遺産に登録され、5ユーロ紙幣のデザインにもなっているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
ポン・デュ・ガールへの行き方は?
ポン・デュ・ガールへ行く為には、列車はないのでバスで行くことになります。ニームとアビニョンの町からバスが出ていますが、本数は多くありません。バスの時間が合わない方は、アビニョン発の半日ツアーなどに参加して行くのをお勧めします。
ポン・デュ・ガールとは?
「この位置から見るのが一番きれいだよ」と教えてもらった場所から写真を撮りました。古代の水道橋と緑の木々のコントラストが美しいです!ポン・デュ・ガールは最下層、中層、最上層から成り立ち、時代を経ても壊れずに持ちこたえてきた唯一の3層橋として知られています。
どこから見ても素晴らしい!!歴史を感じます。ポン・デュ・ガール(Pont du Gard)は、ローマ時代(紀元50年頃)、ユゼスの水源からニームに飲料水を送っていたという約50㎞の導水路の一部で、ガルドン川を越えて水を運ぶために建設されました。275メートルの長さに渡って48メートルの勾配が付けられ、最大6トンもある巨大な石を積み上げてつくられているそうです。
ポン・デュ・ガールを眺めながら食事
レストランもあるので、ポン・デュ・ガールを眺めながらお食事するのもいいですね♪
ポン・デュ・ガールからの景色
ポン・デュ・ガールからはこのうような眺めです。流れているのは、フランス南東部を流れる長さ127.4kmのガルドン川(Gardon)です。お天気がいい日は、カヌーなどの川遊びをしている人たちもいますよ♪
期間限定でライトアップも
ポン・デュ・ガールは、期間限定ですが夜間にライトアップされます。昼間に見ても素晴らしいのですが、ライトアップされると美しさ倍増なので期間中に行かれる方にはお勧めです!