「夜の美術館」には懐中電灯を持って!?

2016.05.11

ジャズの流れる夜の自然史博物館ジャズの流れる夜の自然史博物館

先日寒い寒いと書いたばかりだというのに、その後いきなり気温が上がり、8日(日)は私の住むフランス北部でなんと27度を記録しました。そして今週土曜は再び最高気温13度まで落ち込むという予報。こんな不安定な気候のなか、今日は久しぶりにイベントのお知らせをいたします。

 

ヨーロッパ美術館の夜

© DES SIGNES, studio Muchir Desclouds© DES SIGNES, studio Muchir Desclouds

その名も「ヨーロッパ美術館の夜」。その名の通り夕方や夜、通常とは違う時間帯に美術館が開放され、場所によっては一風変わった催しの企画もあったりするこのイベント。12回目の開催となる今年も、ヨーロッパで2000ほどの美術館・博物館が参加予定です。基本入場無料というのも嬉しいところです。
開催日は毎年国際美術館の日5/18に一番近い土曜日と決まっていて、今年は5月21日に開催されます。懐中電灯を持って巡る美術館は、いつもと違った表情でなかなか面白いものです。場所によっては音楽の生演奏などもあり、雰囲気を盛り上げてくれます。
公式サイトはこちらから。こちらのプログラムでは、地図上から参加美術館が検索できるようになっています。パリでもルーヴルをはじめ、大抵の美術館が夜の開館を予定しています。

参加している美術館は?

Twitter  でも続々と各美術館、博物館の企画が紹介されています。ちなみにハッシュタグは#NDM16 。目に付いたものだけ挙げてみても、オルセー美術館では「17人のジャズメンが加わる」とか、ノルマンディのカーン(Caen)美術館では「夜になると羊が光を照らす」とか。
パリの南東に位置する中世の町トロワ(Troyes)の美術館では「お姫様や魔法使いなどに仮装して来てください」と呼びかけていたり。・・・うーん、どれも面白そうですね。
夜ということで、光を使っていつもと違う雰囲気を演出する博物館も多くあるそうです。たとえば今年初めて参加のパリ東部シャン・シュル・マルヌ(Champs Sur Marne)城では、庭園を21000個のろうそくで照らす予定だとか。

 

まとめ

光に照らし出される美術館は、きっととても幻想的なのでしょうね。皆さんもこの機会をどうぞお見逃しなく!

執筆:ゆき
執筆:ゆき

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