遅めの夏休みを2週間いただき、車で7時間かけて、バスク(le pays Basque)とピレネー(les Pyrénées)に行ってきました!
今回は旅の前半に訪れたバスク地方の山側、「山バスク」での写真や、バスク地方の名産品などをご紹介します。
とっても美しいバスク地方
まずバスク地方はどこにある?かというと、フランスとスペインの「大西洋側の国境上」にあります。バスクについての歴史的な詳細はここでは割愛しますが、ともあれ独特の言語と文化を持つ豊かな地方です。
まず一目でバスクと分かるのが、伝統的な家!白と赤のコントラストが鮮やかで素敵ですね、しかも家が巨大です!冒頭の写真、1階のドアが上下に別れているのが見えますか?これは家畜が逃げずに頭だけ外に出せるように、という工夫だそうです。昔は家畜が1階、人間が2階から上に暮らしていたのだとか。ちなみにこのお家は、私たちがお世話になった Maison d’hôtes (ゲストハウス)です。
寝室からの眺めが素敵!中央に見えるのはSareという村です。「フランスで最も美しい村」に登録されているそうですよ〜。
20世紀始めにできたというトロッコ列車に乗って、La Rhuneというバスクの絶景スポットに行きました!
険しい坂をゆっくりゆっくり、標高1000m近くまで登ります。La Rhuneはフランスとスペインの国境にあるので、フランス側とスペイン側の風景が一度に見渡せる、まさにお得な(?)絶景スポットでした。
バス気地方の名産品
でもさすがに丸ごとでは使いにくそうなので、私は一味唐辛子のように粉末状の瓶詰めを買いました。胡椒に似た風味があるのが特徴なので、食卓で胡椒代わりに楽しめます♪でも辛さはやはり胡椒以上なので、かけすぎには注意です。
エスプレット村にも行ってきました。白壁を覆っているのは、ツタではなく唐辛子!こういう建物が村中にたくさんあります。
バスクの名産品、続いてご紹介したいのは linge Basque(バスク織り)です。バスクにある7つの地方を表す7本のラインを基本にした、ストライプのモチーフが特徴です。カラフルで見た目にも綺麗だし布も丈夫なので、バスク織りの日用品がいたる所にあります。私は自宅のキッチンに合う色合いの布巾(un torchon)を購入しました。
そして今日最後に紹介したいバスク名物は、Gâteau Basque(ガトーバスク)です。厚めのクッキー生地の中に、バスク特産のCerises noires(スリーズ・ノワール=ダーク・チェリー)が入っています。生地の素朴さとチェリーの酸味が心地いい、シンプルでとても美味しいお菓子です。カスタードクリーム入りのものもありますよ〜。