今回はパリの素晴らしい建造物を3つご紹介します。
アンヴァリッド
まずはInvalides アンヴァリッド(廃兵院)。ルイ14世が傷病兵の療養設備として建てたもので、1674年に最初の傷病兵が入ったそうです。冒頭の写真はアンヴァリッドの中庭で、軍人の祭典、葬儀の際に使われるようです。中央奥の金色に輝くドーム教会にはナポレオンのお墓があるんですよ。
きれいなお洋服を着た人たちがたくさんいると思ったら、中庭の中央奥にあるサン・ルイ教会で結婚式がありました。きれいな花嫁さんですね!!
アンヴァリッドは現在でも傷痍軍人が暮らす施設となっていますが、一角には軍事博物館(Musée de l’Armée)もあり、館内には世界中から集められた武器などが国・時代別に展示されているそうです。敷地内は自由に散策できるので、ナポレオンや歴史に興味のない方は、建物の外観だけ見学しても楽しめると思います。
グラン・パレとプティ・パレ
アンヴァリッドから場所を移しまして、華麗なアレクサンドル3世橋を渡ったところに向かい合う、これまた美しいグラン・パレとプティ・パレをご紹介します。
こちらは、Grand Palais グラン・パレ国立ギャラリー。シャンゼリゼ大通りとセーヌ川に挟まれた、緑の多い静かな一角にあります。ガラス張りの天井が特徴的で、最も高い場所で45メートルもあるそうです!美術展など様々なイベントが催され、年末には移動遊園地まで開かれます!観覧車も入ってしまうので、いかに中が広々としているか想像できますね~。
プティ・パレ
そして、こちらが Petit Palais プティ・パレ(パリ市立美術館)。グラン・パレやアレクサンドル3世橋と同時期に建てられており、グラン・パレと向かい合う形で建っています。こちらも美しいです。
あとがき
フランスは、街並みも建造物も、歴史的なものが見事に保存されているので、場所によってはタイムスリップしたかのような気分になれます。素敵ですね。
執筆 ふう