今日は私が初めてフランスでバレンタインデーを迎えた際、「日本流」で通したためにやらかしちゃった思い出をカミングアウトします!
バレンタイン前日、慌ててチョコやらプレゼントやらを買いました。そうです、お世話になっている方々にプレゼントするためです。
バレンタインデーのチョコは日本だけ!?
そして迎えた当日の2月14日、いつもお世話になっているフランス人男性にチョコをプレゼントしたら、みんなにびっくりされてしまいました。
「なんでくれるの!?」
ええ…せっかくプレゼントしたのに、喜ぶどころかその変な顔はないでしょう(涙)
私・・・・心の中で絶句。「だってバレンタインデーは女性が男性にチョコをあげる日でしょう?」すると予想外の答えが!
「フランスではバレンタインデーは男性が愛する女性にちょっとした振る舞いをするんだよ。花束やアクセサリー、セクシーな下着(!)をプレゼントしたり、レストランでロマンチックなディナーを過ごしたり…チョコレートじゃなくていいんだよ」
…だからチョコレート屋さんガラガラだったのね。(私しかお客さんいなかった!)
店員さんも「バレンタインにどのチョコレートをプレゼントすればいい?」という私の質問にちょっと変な顔していたけど、そういうワケだったのね!
それから、気になる3月14日の「あの日」についても聞いてみました。
「バレンタインに何かもらったら、ホワイトデーにお返ししなきゃいけないでしょう?」
するとまたしても…
「ホワイトデー?なにそれ?」
「そんな日はフランスに存在しないよ。第一、女性は偉いんだから、お返しなんてしなくていいんだよ。プレゼントはもらいっぱなしでいいんだよ!」
と言われました。女性!ラッキー!「なんて女性に嬉しい素敵な国に来てしまったの!」と、心の奥底から喜んだのは言うまでもありません(苦笑)と同時にしなくてもいいプレゼントを大量に買い込んで、せっかく配ったのに微妙な反応をされてしまい複雑でした…
あとがき
ただ最近はフランスのチョコレート屋さんでも、バレンタイン用のチョコレートを見かけるようになりました。これって日本からの影響でしょうか!?
執筆 Miki