日本と違う、フランスのバレンタイン・デー

2019.02.14

2月といえば日本女子に大事なイベントがありますよね!そう、2月14日の「バレンタイン・デー」です♥ さて、フランスでは…

 

チョコを贈るのは日本だけ?

ハートのバラ

フランスでは、la Saint Valentin(ラ・サン・ヴァランタン)と言います。

日本でのバレンタイン・デーというのは、「女性が想いを寄せる男性に愛を告白する日」と認識されていると思います。

そのための必須アイテムとしてこの時期店頭に並ぶのが、皆さまもご存知のチョコレート(le chocolat)‼︎
しかもチョコレートを贈る相手は好きな男性だけに限らず、家族や友人、会社の同僚にもプレゼントするのが一般的で、「義理チョコ」「感謝チョコ」なる言葉も生まれたほど。

なので日本女性にとってのバレンタイン・デーというのは、愛を告白するきっかけの日という意味では大切なのですが「知人の男性にチョコレートを贈らなくてはならない日」だと思うと面倒に感じる人も決して少なくはないはず。

フランスのバレンタイン・デーの過ごし方

じゃあフランスのバレンタイン・デーはどういうもの?日本と同じなの、違うの?と思われた方にお答えします。フランス人にとっての2月14日は、カップルが愛を確かめ合うための記念日です♥

ではどう過ごすかと言いますと、決まりはありませんが、素敵なレストランでロマンチックに夕食を楽しんだり、カップルがお互いにプレゼントを贈り合ったり、男性が女性に大きな花束をプレゼントしたり…
あれ、チョコレートは?…そうです、フランス人にとってチョコレートというのは、「バレンタイン・デーの必須アイテムではない」のです!(クリスマスやイースターのほうがよく売れます、苦笑)

もちろん「プレゼントの一環として」バレンタインにチョコレートを贈る人はいますし、有名ショコラティエもバレンタイン用のチョコレートを毎年販売していますが、日本ほどの需要は無いのです。なので、フランスに住んでいると2月14日が近づいても、日本で感じていた「女性としてのプレッシャーや使命感」が全くなく、気楽に構えられるので助かっています(笑)

ちなみに3月14日の ホワイトデー も存在しません。あれは日本のお菓子業界が昭和40年代に考案したという、「お菓子販売促進を狙った記念日」なのですよ…日本人は本当にうまいことを考えますね。

 

あとがき

日本とフランスのバレンタイン・デー。国が変われば、こんなにも違います。皆さまも素敵なバレンタイン・デーをお過ごしください♥

執筆 Miwa

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