先日ご紹介したボーヴェの後に寄った村をご紹介します。⇒世界一高い大聖堂で有名なボーヴェ (Beauvais)
フランスで最も美しい村の一つとして選ばれているGERBEROY ジェルブロワという村に寄りました。薔薇で有名な村で、17世紀~18世紀の家や石畳の道に薔薇がとてもよく似合います。
薔薇が咲き誇る村
花の小さいもの、大きいもの、様々な色、たくさんの種類の薔薇がありました。そしてこの日は100年近く続くFête de la rose、薔薇のお祭りでした。たくさんの人が集まり大賑わい!コンサートやベネチア風のパレードもありました。
薔薇でいっぱいのこの村、実は「薔薇と光の画家」と呼ばれるHenri le Sidaner アンリ・ル・シダネル(1862-1939)が1901年にこの村に移り住み、この村を薔薇で埋め尽くそうと提案したそうなんです。写実主義、象徴主義を経てINTIMISTE(intime=内奥の、秘められた)としてこの村で多くの絵を描きました。
*(写真:Impressionism Art Galerieのサイトより引用)
手作りの薔薇のジャムやコスメ商品も売られていて、私は薔薇のアイスをいただきました。ほんのりとした薔薇の味で不思議と女度がアップした気分になりましたよ。
あとがき
画家シダネルの願いが引き継がれ、現在もこの村には薔薇が咲き続けているなんて、素敵ですね。
執筆 Saori