今回はレモンの町として有名な、マントン( Menton )の街をご紹介します。マントンはニースから東へ約25kmに位置し、イタリアとの国境沿いにある街です。早速、マントンの街の魅力やおすすめの名物についてご紹介していきます。
マントンの街の魅力とおすすめの名物は?
筆者がマントンを訪れたのは今回で2回目です。前回は真夏の太陽と暑さでバテてしまい、ゆっくり観光を満喫できなかったのでオフシーズンの冬(12月)にリベンジしたのです。外気温は10℃でしたが、強い風が吹き荒れていたので体感温度はもっと寒く感じました。観光される方は防寒対策は万全にしてくださいね。
それでもうだるような暑さよりはマシだと思い、楽しむ気満々でマントンの中心街を歩いて回りました。上の写真を撮ったのは午後3時半ぐらいでしたが、すでに薄暗いですね。
マントン名物「レモングッズ」あれこれ!
マントンといえばレモン!そして南仏といえば石鹸&香水でしょう。こちらのお店はレモン型のかわいい石鹸が売られていましたよ。フレッシュでとても良い香りがしました。
こちらはブルターニュ地方の銘菓、クイニーアマン ( Kuign Amann )が美味しい「Maison LARNICOL」というお店です。近年全国的に店舗数が増えています。様々なフレーバーのクイニーアマン、焼き菓子、チョコレートがありました。
店頭に積まれている、これは何だと思いますか?実はフランス人が大好きな焼きメレンゲです。品名には Meringue Géant (ムラング・ジェアン=巨大なメレンゲ)と書いてあります。サクサク甘くておいしいですが、口の中の水分を全て取られてしまうので飲み物と一緒に食べることをお勧めします。
エレガントな雰囲気につられて立ち寄った、マントン名産のレモンを使った加工食品&グッズの専門店です。レモンのリキュールやレモンベースのお菓子が豊富にありました。店内に柔らかく漂うレモンの香りがたまりません。
私が買い物をしたのはこちらの Au pays du citron (レモンの国で)という店です。レモンのシロップ、レモン風味のオリーヴペースト等を購入しました。ほとんどの商品を試食することができるので嬉しいです。
お店の中に入ってみると、レモン入りのジャムが豊富にそろっています。下に並べてあるものはすべて試食用です。全部味見したくなりますね!
こちらはシロップやオイルなどのコーナーです。ライトを浴びて美しく陳列されていると近寄って見たくなります。
お店の奥に工房があり、このようにガラス張りなので製造過程を見ることができます。品質に自信があるからこそのパフォーマンスですね!
中心街の散策を楽しんだ後は、海沿いで開かれていたマルシェドノエルを見て回りました。
最後に
オフシーズンの南仏は観光客が少なめで散策しやすいです。人混みが苦手でゆっくり観光を楽しみたいという方にはお勧めですよ。ぜひ冬の二ース、マントンへ出かけてみてくださいね。お土産にはぜひ名物のレモングッズをどうぞ!
執筆 Miki