香水の都グラース4 伝統の息づく旧市街を散策

2016.01.15

世界に名だたる数々の名香水を生んだ、南仏が誇る香水の都・グラース Grasse  (http://www.grasse.fr/)。今回はレポート最終回です!

 

迷路のような旧市街

香水は今や世界中の男女に愛される必須のお洒落アイテム!グラースの旧市街は世界各地からの観光客で賑わっています。旧市街の中心地は細い道路が迷路のように入り組んでいて、通り沿いにたくさんの香水ショップやお土産屋さんが並んでいます。

「香水の都」になったいきさつは?

ここでグラースが「香水の都」になった経緯を少し…。もともとは皮なめし産業が盛んだったそうですが、16世紀に、皮特有の臭いを消すために香りづけした手袋を売り始めたところ空前の大ヒット!。ヨーロッパ中で大流行を巻き起こしました。

じゃあその香りを発展させよう、種類をもっと増やそう…いっそのこと、香りそのものを商品化しようではないか☆ こうしてグラースの人々は香水作りを始めたんですね。そして1921年には世界でもっとも有名といえる名香水、シャネル5番が生まれました!(実は私も愛用しております^^)

さて、旧市街の散策を続けましょう~。

細い路地にたくさんのお店

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車一台通れるの?と疑ってしまう細い路地です。

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所狭しとお店がひしめき合っています!

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こちらはレストランが多く並ぶ一角。

地元の香水店やフラゴナールも

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あ、地元の香水のお店を発見しました!テスターをひとつひとつプッシュして、お気に入りの香りを見つけましょう!

私は最初、グラースは街中香水の香りに満ちているかと思っていましたが、残念ながら思い込みでした(苦笑)…。

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右側はフラゴナール(Fragonard)のお店です☆

私はここでおみやげをいくつか買いました^^ フラゴナールは「練り香水」が有名ですよね!小さいものが6つ入ったセットは容器も可愛く、女性へのおみやげとしてとても喜ばれます♪

生地のお店にクレープ屋さん

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こちらはプロヴァンス生地のお店、やはり南仏。

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街歩きに疲れたら、クレープ屋さんで腹ごしらえ?

5万点も展示!国際香水博物館

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こちらの建物は「国際香水博物館」です。
5万点もの香水コレクションが展示されています。

 

魅力的なおすすめの街です!

中世の街並みに香水作りの伝統と誇りが息づく町グラース。全体の景色も中心街もとても魅力的でどこかエキゾチック。ぜひ足を運んでいただきたいお勧め観光地です!

執筆 Miki

 

 

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