フランスで就職活動をする上で避けて通れない、フランス語での面接。フランス企業はもちろん日本企業でも、フランス人の面接官にフランス語で話す機会が設けられることが一般的です。今回は私の就職活動経験をもとに、フランス語での面接の流れやよく聞かれる質問をご紹介します。
面接会場に到着したら
J’ai un rendez-vous avec M. ou Mme. ○○ à ××heures.
「○○さんと××時に約束があります」
建物に入る時のドアホンや受付で、面接に来たことを伝えます。緊張のあまり受付の前で固まってしまわないように、フレーズを覚えておくと安心です。
いざ!フランス語面接がスタート
面接官からよく聞かれる質問を詳しく見ていきましょう。
Pouvez-vous vous présenter brièvement?
「手短に自己紹介をして頂けますか」
たいていの面接は、まずは自己紹介から始まります。名前、フランス滞在歴、学生の場合は勉強している内容、社会人であれば職歴を話します。
Dans quelle mesure pensez-vous correspondre au poste?
「あなたのどんな所がこの仕事に適していると思いますか」
自分はこんなことやあんなことが出来ます、とアピールする場です。少し大げさでもいいので自分を売り込んでいきましょう。
Donnez-moi trois qualités et trois défauts vous concernant.
「あなたの長所と短所を3つずつ教えて下さい」
フランス人の友人から「面接でよく聞かれるよ」と教えてもらった質問です。日本では新卒での就職活動以来聞かれたことがなかったのであまり信じていませんでしたが、実際によく聞かれました!
自分を表す形容詞は意外と出てきませんので、準備しておくといいでしょう。
Qu’est-ce que vous avez fait comme études?
「何を勉強してきましたか」
フランスでは、学生時代に何を専攻していたかが重要視されます。大学を卒業してから随分経っている私でも、日本で何を勉強したかをほぼ毎回聞かれました。
好印象な最後の一言
Je vous remercie de m’avoir accordé du temps.
「お時間を頂きましてありがとうございました」
最後に面接官にお礼をして終了しましょう。
まとめ
フランス語での回答を準備していても、実際の面接では質問内容が理解できないことがありました。大体どのようなことを聞かれるか把握しておくことで、安心して面接に挑めると思います。
就職活動中のみなさん、一緒にがんばりましょう!
執筆 Emi