以前訪れたNantes(ナント)という街をご紹介します。Rennes(レンヌ)から電車で1時間、パリからは2時間のところにあります。
ナントの名物と見所
ナントは北西フランス最大の街で、ここ20年くらいで「最も人口が増えた都市」の1つです。適度に栄えているけれど大きすぎない、とても住みやすそうな街です。
「海底2万マイル」の著者Jules Verne(ジュール・ヴェルヌ)が生まれた地として知られていますが、他にもナントといえばコレ!
フランスで全国的に愛されている焼き菓子メーカーの「LU(リュ)」はナントの生まれです。このシンプルかつインパクトのあるロゴ、一度見かけたことはありませんか?写真の「Petit Beurre」はLUのロングセラー商品で、老若男女みんなに親しまれている素朴で美味しいビスケットです。
ナントの中心街はたくさんのブティックやレストランが建ち並び、歩行者専用のスペースも多いので安心してショッピングを楽しむことができます。
建物で是非お勧めしたいのがこちらLe Passage Pommeray(ル・パッサージュ・ポムレ)。
19世紀の半ばに建築家Louis Pommerayの設計によって建てられた、透明なアーケード付きの商店街です。「商店街」という言葉を使うと下町っぽくなっちゃいますが、写真にも見られるように、白を基調とした豪華な装飾が施されているレトロでお洒落な空間です。現在はインテリア雑貨や化粧品のお店などが立ち並んでいます。
あとがき
この日の午後はとても暑かったので、広場で大きなアイスクリームを食べました。
次回はナントで見つけた「美味しくてコンセプトが面白いビストロ」を紹介します。
フランスの観光地といえばParisとその周辺ですが、地方都市に足を伸ばしてみるのもまた違った発見があって楽しいですね。A bientôt !
執筆 Miwa