初めてのフランスで、ディズニーランドパリへ一人で行こうとしたときのこと。ガイドブックの「郊外のRER(首都圏高速鉄道網)は危険」という言葉を鵜呑みにして、路線バスだけを使おうとバス停で周りの人に質問しまくったあげく…結局RERで行きました。
旅行の時、目的地を現地の人に尋ねるのって、すごく勇気がいりますよね。フランスでも日本人観光客はあまり道を尋ねずに、ガイドブックやスマートフォンを片手にキョロキョロしていることが多いです。
でも、それでは注意が散漫になってスリの標的になりかねません。できれば周りの人に道を尋ねて、目的地へスムーズに到着したいもの。そのためには目的地への行き方をフランス語で尋ねられる、教えてもらった内容が理解できることがとても大切です。
さあ今回は、フランス語ビデオ講座の文法編から「文法15課 方角を尋ねる、言う」をちらっとご紹介! 最後にはプチレッスンもついています!
※RERは少し治安が悪くなる路線や区間もありますが、周囲に気をつけていれば身に危険が及ぶことはありません。ディズニーランドへも、RERを使ったほうが無難です。
フランス語で道を尋ねたい!
ビデオ講座のご紹介
フランス語ビデオ講座(http://kyouzaifr.com/)
今回のイラストは…
「ねえねえ、おじさん、ノートルダム大聖堂ってどこにあるんですか?」
「それはね、お嬢さん、セーヌ川のほとりの橋の近くさ」
ダンディーなムッシュが親切に教えてくれていますね。これだけでも、なんだかとっても素敵な経験です。
このやり取りをフランス語でできれば、地図を片手にウロウロしなくたって、人に聞くだけで目的地にたどり着くことも可能に!
プチレッスンのコーナー
場所の尋ね方は…。
Où est 目的地 ? ⇒〇〇(単数)はどこですか?
Où sont 目的地 ? ⇒〇〇(複数)はどこですか?
気をつけるのは、複数形の時は言い方が変わるというところですね。
では、「ディズニーランド(Le Parc Disneyland)はどこですか?」は一体どのように言うでしょうか?!
そうですね、
Où est le Parc Disneyland ?
教えてくれた場所がわからない、ということのないように、交通機関や方角を表す単語は覚えておきましょう。
街なかでも復習できる!
この課のビデオを見終わる頃には、道を尋ねるのはへっちゃらになっているはず!
もし忘れてしまっても大丈夫。ビデオをスマートフォンにダウンロードしておけば、街なかで復習することだってできちゃいます。
現地の人に道を尋ねることができたら、よりいっそう楽しい旅になりますね。
最後に問題です
では最後に問題を2つ。次の文章をフランス語で言うと、一体どうなるでしょうか??
① 化粧室(トイレ)はどこですか?
② 化粧台はどこですか?
次回もビデオ講座の魅力をお伝えしますので、どうぞお楽しみに!
【フランス語ビデオ講座紹介③】問題の答え
① 彼らは、背が低いです。⇒ Ils sont petits.
② 彼女たちは、優しいです。⇒ Elles sont gentilles.
執筆 Daisuke