フランスのテレビ局BFMTVで15日(日)、左派・社会党の大統領候補を選ぶ予備選挙に出馬する候補者7名が2度目のテレビ討論会を行い、意見を出し合いました。
マニュエル・ヴァルス(Manuel Valls)前首相とヴァンサン・ペイヨン(Vincent Peillon)元教育大臣の両氏は、難民受け入れには反対の意見を明らかにしており、紛争地域から来るすべての難民を受け入れることはできないとし、寛容な難民政策をとっているアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)ドイツ首相に対し「強いヨーロッパが必要だというレッスンが必要だ」とのべました。
大麻の合法化に関しては7候補で意見が分かれ、ブノワ・アモン(Benoît Hamon)氏、ジャン-リュック・ベナミアス(Jean-Luc Bennhamias)氏そしてシルヴィア・ピネル( Sylvia Pinel)氏が合法化を支持しているのに対し、残りの候補は反対しています。
全ての候補者は、予備選挙で選ばれた候補者を支持すると誓い、強い結束をアピールしました。
注目の左派予備選挙は、第一回投票が1月22日、決選投票が29日に行われます。
執筆:Daisuke